- 2001年11月12日(月) 幹事さん
門司で宴会をした。 料理はふく会席、ちょっとゴージャスな宴会だ。
いつのまにか幹事になってしまった私はとりあえずテーマを探していた。 テーマってのは例えばアラ料理フルコースとか、中華であるとか、etc…。 とにかく心に残ってもらえれば良いのかな、なんて考えてた。 門司という土地柄、冬という季節柄、誰もがふくを想像しただろう。 でも、結構高いのだ。 ちょっとした小料理屋でも、ふくがちょこっと絡むと0がひとつ増える。 なんとか4桁の数字でやりくりしないといけない難しさを実感した。
ふくか、厳しいナァ。 最初は乗り気の私も気落ちする日が続いた。 ようやく見つかったのは温泉を併設している関門海峡門司側の宿泊施設だった。 めかり会館、潮の音まで聞こえてきそうな宿である。
この宿、普段からリーズナブルな料金であるが(なんと宿泊3800円!) ふく料理についても立派の一言。 関門海峡を眺める一等地にあり、建物に古さは感じるがなんともいえない良さがある。
選んで良かったな、なんて一人でしみじみ。 コースの内容はふく刺身(てっさ)、ふく唐揚げ、ふくサラダ、茶碗蒸、吸い物、胡麻豆腐のウニ掛け それからふく鍋(てっちり)、雑炊、漬物、果物というところ。 おなか一杯、値段も5000円台と手頃である。
自分が楽しめなきゃ他人だって楽しめないさ。 自己満足かもしれないけど、ふくについては評判上々だ。嬉しいね。
たった一瞬のひととき。 これを作る裏方さんに徹した自分に乾杯!
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