後悔日誌
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2001年10月16日(火) 191万cc


エンジンは軽快に運転を続けている。
力を余しているエンジンを見ていると本当に頼もしい。
時化てこようが舵を切ろうが力強いの一言だ。

中までは見えないけど規則的に上下運動してるだろうピストンなんかを想像しながら
バイク乗りだった頃の事をよく思い出す。
例えば400ccの単車(もちろん単気筒)のピストンを灰皿にしているのを見て
煙草も吸わないのに憧れたり、なんとか自分のバイクのピストンを交換してみたり。
たかがピストンだけど色んな思い出がある。

あのころは可愛かったな。

手で持てたもん。

…今は違う。
押しても引いても動きやしない。
直径50cmのピストン。(もちろん鉄のカタマリです)

こんな可愛くないピストンが全部で6個。
それぞれ162cmの上下運動を繰り返す。
回転数は1分間に130。これで最大10500馬力が発生する。
ちなみに2サイクル、ターボ付きだ。

思わず排気量を計算してみたがあまりの大きさに実感がわかない。
迷いながらも出たのが191万cc。

ホンマかいな?

でも、多分そうなんだと思う。

で、気になって夜も寝られなくなってきた。
そんじゃペルシャ湾なんかに行ってる超大型タンカーとかは何ccなんだろう?
そして唖然としたのである。

大きいのは。

ピストン直径が約1m(!)

しかもストロークが2m半もある。

で、なんといっても排気量。

2500万cc。

うちの車が2000ccだから1万2500台分?
もう未知の世界。

上には上がいるもんだ。

なんて納得してたけど気付いたら寝る時間がなくなってた。
さて、ぼちぼちエンジンの様子でも見に行こう。



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