後悔日誌
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2001年08月07日(火) 燕温泉


妙高山登山口に、燕温泉という温泉街がある。
バスから降りて空を見上げるとたくさんの燕が飛んでいた。
あんまりの数に驚いた。巣立ちのシーズンなんだろうか。
旅館の軒先に目をやると数え切れないくらいの巣があった。
ずっと昔から燕がやってきているのだろう。

さて、この燕温泉。
賑わうのは実は夏でなくスキーの盛んな冬場。
日本海沿いの高い山にあるおかげで積雪量はトップレベル。
5mとか7mとか積もるらしい。

そんな温泉に小さな露天風呂が二つあるので紹介しよう。
どちらも硫黄泉。湯の花がたくさん付いた湯船は淵が白くなっている。
お湯は少し白濁した色。少し青みがかっているような気もする。
打ち身や切り傷に効くそうで、山登りとかスキーにはもってこいでしょう。

まず川原の湯。
登山口から惣滝の方へ少し歩いた所にある秘湯。
温度はぬるいけど、川のせせらぎを聞きながら長い時間浸かれる。
あまりのオープンさに女性はさすがに入ってこない。

そしてもうひとつは野天の湯。
登山口からきつい勾配の坂をあがったところにある秘湯。
ここは温度も高く、充分に暖まれる。
私のお勧めは当然こちら。ぬるい風呂じゃ入った気がしないからね。

ところでこのお湯。
男女セパレートとはいえ仕切はちょこっと岩をのせてあるだけ。
脱衣所で体を拭いていた時、ちらっと見てみたら若い女の子っぽい背中が見えた。
少し茶色混じりのショートカットになで肩…。
あらら、いいもの見ちゃったなー。

充分にリラックスして外へ出た。
雪の降る冬じゃ寒いから、今しか入れない旬な温泉なのかもしれない。

ちょこっとだけ燕の気分になった。
来年も来たいナァ…、なんちゃって。



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