空にオチル

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モラトリアム。

ときどき、「もーぶっちゃけわたしなんて、どうでもいいや」

って思っちゃうときがあったり。

そんな風に、自分をあきらめたふりしてても、

「これからどうなるんだろう?」ってすごく不安になったりする。

ただ、ひたすらに時が過ぎるのを待つような日々を過ごし。

似たような境遇の友達と会っては、安堵を分かち合う。

社会向けだと思っていた肩書きというものは、

実は自分の不安をごまかすためのもので。

若さに甘えて、今が永遠かのような錯覚に陥る。

でも、節目をなくしたわたしは、これから広がる時間に、ただ立ちすくみ。

決断という勇気もリスクも背負えないままに、流され。


モラトリアム、流れ流れて、どこにいくの。



ばななこ |MAILHomePage

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