赤裸々白書
ねこ



 出会い

私は2003年の4月に大学に入学。

空手道部に入部。彼とはそこで出会いました。

当時彼は4回生。とても優しい人でした。


私は通学に2時間近く掛かりました。

部活をしていて遅くなると終電ギリギリの時もありました。

彼は「危ないから」と、車で家まで送って下さいました。

ほぼ毎日。

いつのまにやら好きになってしまいまして。

5月から付き合う事となりました。


私は男性と付き合った事が少ない為、正直どうしたものかと。

相手も同じでした。


最初のウチはお互い遠慮しあっていましたが、

月日が経つにつれ、遠慮と言う言葉がなくなりました。


デートの日、炎天下4時間延々待たされたり、

私の嫌いなゲームセンターに2、3時間入り浸り放置され、

私が風邪をひいて熱が出た時もゲームセンターに行き、私は車内に放置。

誕生日は一緒に過ごそうと言われ、お互いバイトを休んだのに、

数日前に確認すると

「忘れてた。友達と遊ぶ約束入れてしもた。午前中なら会えるよ」

と言われたり、(もちろん会いませんでした)

常に漫画か小説を読み、会話らしい会話もなく、

大切な話をしても聞いていなかったり、

私の気分が乗らない時も性交渉を迫られ、無理矢理。

エトセトラ、エトセトラ・・・


私の限界が来て、キレて泣いて「別れると」喚くと

彼も泣いて「ゴメンナサイ・・・」と謝り、

つい許してしまうのですが、また同じことを繰り返す。


なんでこの時に見切りをつけなかったんだろう。

恋は盲目と申しますが・・・


振り返ってみて、自分ってスゴイなぁと思いましたよ。えぇ。


2005年06月02日(木)
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