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いいぞ、最高だ
2004年06月23日(水)

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▼民間初の有人宇宙飛行に成功 「国家」の独壇場に第一歩
 引用:ttp://www.asahi.com/science/update/0622/001.html

民間による史上初の有人宇宙飛行に、米の航空機開発会社チームが米太平洋時間21日朝(日本時間22日未明)、カリフォルニア州のモハベ砂漠上空で成功した。飛行士1人が乗り込んだ宇宙船が高度100キロで3分間余りの宇宙飛行を達成し、無事帰還した。有人宇宙飛行は1961年に旧ソ連のガガーリン飛行士が初めて成功したが、今回の成功は、国家機関が担ってきた有人宇宙開発に民間が一歩を刻んだことになる。

 成功したのは航空機開発会社スケールド・コンポジッツ社が率いるチーム。同社は市民対象の宇宙観光の実現をめざしており、今回のプロジェクトは米マイクロソフト社の共同創業者ポール・アレン氏から資金の支援を受けている。

 同社の発表などによると、独自に開発した宇宙船スペース・シップ・ワン(重さ約3トン、3人乗り)は、スペースシャトルのように両翼がついた形。同社副社長でベテランテストパイロットのマイケル・メルビルさん(62)が乗り込んだ。

 21日午前6時47分ごろ、宇宙船を機体の下に取り付けた航空機がモハベ砂漠の飛行場を離陸した。約1時間後、宇宙船は高度15キロで切り離された後、ロケットエンジンを80秒間ほど噴射して音速の3倍まで加速。高度100キロに到達し、3分間余り、無重量状態で飛行した。その後、滑空して元の飛行場へ着陸した。

 スケールド社は、有人飛行を達成したチームに賞金1000万ドル(約11億円)が贈られる米民間団体主催の「アンサリX賞」に名乗りを上げている。合格基準は、2週間以内に2回、3人を乗せて高度100キロを飛行し、無事帰還すること。欧米など7カ国から20以上のチームが登録し競い合っており、今回の成功は「高度100キロ以上」の条件を初めてクリアしたことになる。

▼Scaled Composites社
http://www.scaled.com/projects/tierone/062104-2.htm
▼スペースシップワンの飛行写真
http://www.wired.com/news/images/
0,2334,63886-12975,00.html

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飛行機ヲタの皆さん、もう見ましたか?奇才バート・ルータン設計のスペースシップワンを!
普通の飛行場からジェット機で宇宙にいける時代が到来しましたよ。
普通の滑走路でいいんですよ。
装備も宇宙服じゃなくて、フライトスーツでOKみたいですよ。
こんな砂漠の中にある普通の滑走路から宇宙に発進出来るんですねぇ。
ずいぶん小さい有人機ですけど、航空法では100km以上を宇宙というんでしたっけ?
高度100kmに達すれば宇宙船になるんですね。
おお、これなら「あれに乗れ」の一言で、どんな機体でも瞬時に乗りこなしてしまうシン・カザマにも操縦出来そうじゃありませんか。
ほら、シン・カザマってあらゆる飛行機のフライトマニュアルが頭の中に入っていそうですし。
こんな軽装で帰ってこれるのか?と不安に思ったのですが、スペースシップワンはちゃあんと滑空して戻ってきました。おお、戻ってきた戻ってきた、パーフェクトランディング。あのパイロット中々の腕だな。元の飛行場に着陸ってあたりにぐっときます。ちょっくら宇宙にいってくらぁ(でも命がけ)という感覚がとてもいいですね。偉業達成、無事帰還おめでとう。

アンサリX賞の優勝賞金は1000万ドル(約11億円)。
1000万ドルを手にする日まであともう一息。



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