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コノハナ【MAILHOME

戦闘妖精雪風見た
2004年05月14日(金)

戦闘妖精雪風4巻見ました。

あいかわらずEDのムッシュかまやつの能天気な歌が浮きまくっていてイカシテいます。

はっきりいって雪風はムッシュのEDためだけに観ているのですが、次巻でこのOVAも完結だそうで、あの・・・このアニメ、最後まで見れば話少しは解るようになるんでしょうか・・・?

私、話1ミリも理解出来ないんですが。

これぞ、原作を読んでいないと何も判らないというアニメ決定版です。なんたって何の説明がありませんから。

しかし、逆にここまで何も説明をしていないと、きっと原作に詳しく書いてあるんだろうな、原作ファンはきっと泣いているだろうなと自然推察がついていいかもしれませんな。

まあ、OVAって媒体を考えると、わざわざ金払って購入したりレンタルしたりする人は、原作を知っている人やタイトルに興味を持っている人が中心だろうから、最初から原作既読であることを前提とし、細かい設定や世界観の説明は全部原作を参照にしてもらうこととして、ストーリーだけをやるっていうやり方もやり方としては、もしかしたらありかもしれませんね。
アニメ1本あたりの話数が短くなってきている現状を考えれば、原作つきアニメはまず第一に話数の制約があるわけで、長さ的に圧倒的に足りない、となると、原作を読めば解ることをわざわざ説明するのも馬鹿馬鹿しいし、限られた時間を有効に活用するためにも、基本設定の説明は無しでもいいんじゃないか、という割り切りも必要というで、必ずしも否定されるべきものではないということでしょうか。
不特定多数が観る地上波と違って、OVAであればターゲットを選定して製作販売してしかるべきですし、やり方としてはありだと思います。
世界観や設定?そういう基本的なことは自分で調べてね、原作も解説本もあるんだから。何でも人に聞かないで、まずは自分で調べたら?あ、そうそう途中の経過や心理状況は全部原作に書いてあるから、各自でチェックしておいてね。え?人に物を伝えることを放棄しているって?いちいち解説なんかする必要ないでしょ。自分で調べればわかることだし・・・そういう手法もこれからは受け入れないといけないのかしらん。

おいらアニメぐらい予習復習なしで気軽に観たいヨ。

富山敬の「解説しよう」のナレーションが今とっても恋しいです。

以上、自分の読解力の低さを自己弁護し、原作ファンに自分の意見を仮託させることで自己を正当化するという卑怯な論法に出てみました。

そして映像面でも、この雪風より、25年前に製作されたサイボーグ009のドルフィン2世号の変形シーンのほうがはるかに美しいと思う私は審美眼が無いのでしょうか。



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