| 2005年08月19日(金) |
帰るべきところに帰るべきなのか? |
昨日の練習は最終的に4人。 兄貴、リーダー、マックスという基本的なメンバーでやりました、久しぶり。 さてレビューです。
開始は7時、マックスと二人で先行しました。 ボールは限界を迎えている前期ボール。 マックスも違和感を感じていましたが、それ以上に違和感を感じたのは俺。 なぜならば前日練習で新しいボールを使っており相手がリーダー。 マックスより俺の方が飛ばないボールの不快感さを感じたはずだ。 よって早速ボールを購入してきたマックスのおかげで俺の二缶と合わせて5×4で20球。これだけあれば十分ですね。
しかしニューボール投入と未熟なフォームの練習はほとんど不可能。 あれだけ確信を持って練習をしたのに全くだめでした。 よって予備のフラットフォームを投入、やはり帰るべきところに帰るのだろうか?
マックス相手では全く問題なし。フラット打法ではスクエアスタンスで前足に荷重をかけるのが重要。しかしこれがうまくいかなくても打てるのは、スピン打法による修練でフルスイングに慣れたためかもしれません。 打法的にはしばらくぶりの投入だったので打点が近すぎること、外目のボールに対してのランニングショットを打つ場面での踏み込みを上手く出来なかったことなど若干の問題点はあるモノのそこそここなせたと思います。 ありがたいことに180センチ弱あるためにある程度の高さのボールに対しても伸びきらないで打つことは可能です。スピン打法では下から振り上げてインパクト後押し込んだ後左下に集束するという体の回転を使った打法がもっとも効果的で高い打点こそを得意としていたのですが、フラット打法ではさすがにこれを即投入することは出来ませんでした。
30分ほど経過して兄貴が到着。軽くマックス1人、兄貴と俺で二人という乱打を行った後、兄貴が一人のパターンに移行したとき、やはり懸念通りの問題が露呈しました、スピンに合わせることが難しく、打ち急ぐか、振り遅れてしまうパターンです。こういうスピン系のボールに対して対処出来るか否かで今年の準決勝での相手のようなボールに対して打ち込めるかどうか決まってくるでしょう。
良いこと一つ。 過去最高のバックハンドのライジングでの強打に成功しました。 早めの引き込みと完璧なポジショニング、そして思い切りよく前方にスイングすること、この3つが揃えば打てることは分かりました。ちなみに逆クロスでの成功なので全ての要素がかみ合ったと言えます。 今後は深いボールに対しては常にこのショットを狙っていこうと思います。
サーブは非常に好調。 肩の痛みの原因となるテイクバックをスムーズに縦に引く形に戻し、イメージは完全に戻りました。昨日のサーブレシーブの練習でもしっかりフォームで打つことが出来ていたので安定傾向は高いです。しかもここまで鍛錬してきたスピンも打てるイメージがあります。スライスにも対応出来るため、無駄な力みがなければ問題は出てこないと思います。
ボレーは練習不足。ちょっとイメージが枯渇している部分もありレッスンでの基礎イメージの確立を狙います。
バックスライスはなぜか好調。 引き込みが良いのか諦めが良いのかやや不明ですが、盆休み前の一行スペシャルレッスンが効いているのは明らかです。
さて今日も素振りのテーマはフォアです。 着実に他の部分が向上しつつあるので、最強の武器にしようと思うあまり練習でもフォアの打ち込みミスが多いです。 なんとか仕上げて安定感かついざというときに無理矢理使えるくらいのレベルまで向上させたいですね。
軽く撮影してきましたが、やはり問題点は軸のぶれです。 腕の感覚としては肘の入れ替えの感覚は使えること、逆クロスは割と強打出来ていることなどを考えると、打点の位置や下半身との連動などが修正点になってくるでしょう。 最終形としては手首を固定しないでスピンを多少加えることの出来るようになればいいでしょうか? 昨日の反省点としてはインパクト時に全くボールを見ていないこと、腰が使えている感覚がないこと、こんなところでしょう。 正直リーダーやマックスのようなフラット系プレーヤーと練習すれば固まってきそうなのでちょっと隙を見ては練習を増やしていこうと思います。
もはや病気かも・・・このくそ暑い中素振りしました・・・スピンで・・・ で、昨日出来なかった部分をなぜか修正していました。 大きいスイングとバランスを意識して素振りしていたら一つ重要ポイントを発見!グリップです。殿のグリップの握りで特徴的なのは人差し指が立っていることとグリップエンドを持つ浅い握りです。 で、どうしてこういう握りになるのか試してみたらヒントを発見。 恐らく人差し指とクリップの間に空間を残しておき脇を絞るように高くテイクバックをする。ここから余せた空間を埋めると同時にヘッドダウンし肘を伸ばしながら一気に打点に向けて加速する、こういう感じでしょうか? スイングバランスも発見事項が。 今までは左肩のリードを意識していましたが、やはりあまりに先行させすぎるとインパクト時に右肩が前に出すぎてしまい腕だけが残ります。これを殿のフォームから修正し、インパクト時には正面を向く程度で修正。 左肩を先行させれば回転力は増しますが、インパクトの強さが弱まります。 完全に回転しきったところからは腕だけで押しきれないので、左肩の先行を気持ち抑え、スイングを開始した瞬間に同時に回す感覚に修正。 さらに撮影で分かったのはあまりに素振りのポイントが低く、もう少し高い打点でのスイングイメージを持ってしっかり前方にフォロースルー出来るように修正しました。 さらにまだ完成していませんが、下半身にしっかりパワーを残し、インパクトまでは伸びきることを抑えました。 テイクバック時はきっちり捻りが完了していることを確認するために腕をしっかり伸ばすことにしました。これはちょっと安定していませんが、今までのようにいい加減に曲げているだけでは左肩の開きが早くなってしまう事、そしてスイング開始時に前方への加速段階で開いてしまうことが分かりました。
と言うことで週末に入り練習日が無く、素振りしかないのでまた素振りで鍛錬していこうと思います。
1.テイクバック
左手をベースラインと平行にしっかり前方に伸ばす。これにより前腰が入る。 右腕は小さく畳むように肘をしっかりと曲げて高くセットする。
2.スイング開始時には伸ばした左手を肘を曲げながら(バックエルボーのように)右腕はラケットの落とし込みと肘の入れ替えを行う。
3.インパクト時に正面を向くように左手の引きと右腕のスイングを開始する。どこかが基点になって回転するのではなく、一気に回し込む。 下半身もしっかりと貯めておき、伸び上がるようにインパクトしても良いかもしれない。
☆注意点
スイングはインパクトから肘を平行に運ぶように意識する。 あまりに早く左側に巻き込むイメージだと回転量が多くなりすぎる上クロス方向に打つのが困難となる。
また明日から素振りです。
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