テニスとゴルフの日記

2001年09月28日(金) 腰痛再発の兆し

試合まで後2週間を切った今・・・・絶不調です。
春先以来のスランプで、ボレーは良いとしてもストロークが前にとばなーーーい。
おまけに腰直接ではないが、爆発寸前の前兆である坐骨神経痛が発生中。
土踏まずが痛いのは走り込みをさぼりきっていたせいだと思っていたがどうやら腰から来ているようだ、困ったものだ、俺の体も。
昨日、練習しないで温泉療養ツアーを強行したがさほど効果は得られていない。
仕事帰りに小田治療院で修正してもらうとしよう。

火曜日に自覚したスランプ状態のボレーは水曜日に修正できた。
低い姿勢で足を使って打つ感覚で打とうとする意識が強すぎたためボールを途中で見切ってしまい視線がラケットに移っていたのが原因だったようだ。
はっきり言うと僕くらいテニス歴が長いと自分とラケットの距離は把握しているのだからラケットを見る必要はないのだ。
わかりにくいかもしれないのでどういう状態であったかというと、最初は相手の打ってボールを見ている、ネットを超えた直後から視線をボールから離してラケットを見てしまっていたのだ。自分は意識してボールを見ようとしているのだからなぜセンターでとらえられないのか分析できなかった。
次の日はリラックスして最後までボールを見ていた。
すると自然に視線を変えずにインパクトの瞬間を見れた。つまりボレーのスランプは途中までボールを見ているが、インパクト直前にわざわざラケットに視線を移動していたためであったと言える。
自分なりの結論はボールから目を離さず、自然とボールがラケットに当たる瞬間を見られるようになればいい状態であると思うことにする。
そんな中、実はデュースコートではフォアボレーのミスが多いことに気付いた。
これは打点の引き込みが甘い事が原因であると思う。ほぼ正面気味に来た遅めのボールに対してフォアに回り込んで流し目にフォアボレーを打つ際にラケットの引き込みが甘いため、意識しているよりも打点が前になってしまう傾向が強いので、インパクトでラケットが体から離れてしまうようだ。(打点が近いときには動き切れていないだけ、これは恥ずかしいミスである)
ストロークでも言えるがクロスから来たボールをストレート方向に返す場合はボールを懐から通す感覚で打てないと必ず手打ちになる。これは単純にフットワークだけの問題ではない。意識してのトレーニング、バランス感覚の覚醒を促さないと直りにくいだろう。全く次から次へと問題が出てくるもんだ。

ストロークのスランプは疲れからくる動きの鈍さとバランス感覚の低下が大きな問題だ。試合は来週の日曜日なので酒とたばこを減らしていかないとどうにもならないだろう。やはりモチュベーションの低下が総てを狂わせている。

試合に勝とうという意識もないに等しいが、勝てるという意識が少ないからそう思うのだろう。勝てるという意識を持つには自分のテニスに自信があることが必要だ。現状では自分のテニスには全く自信がない状態である。
今年前半からテニスにはまりすぎて燃え尽きた感覚が強い。
色々な要因があるが、今年のツアーが終わったら、とりあえず以前のように練習日が待ち遠しい感じやテニスやりたい、と思う気持ちが出てくるまでは休み休みやっていこうと思う。

やはりテニスはメンタルスポーツである。人に何を言われようがやりたくないものはやりたくないのだ。良いプレーが出来ればラッキーだが出来なければろくな結果は待っていない。まーこれはテニスだけじゃなく、何でもそうだねー。でも仕事だけは逃げれないーーーー。

それと、何とか腰痛再発だけは避けなければならない。
こいつが爆発すると練習はおろか走り込みでさえ出来ない日々が続く。
この休眠期間にコンディションはがた落ちするのだ。
毎年のようにオフシーズン前後に出てきてしまうが、秋口から仕事もハードになってくるため、どうしても無理がかかりやすい。コンディションの把握を常に行っておかないとまた来年のシーズンインから作り直す羽目になる。しかもマイナスからだ。
体に不安がない人には分からないだろうが、特に腰痛持ちのスピンサーバーやハードヒットが信条のプレーヤは体との戦いが試合の前にあるのだ。
この戦いに勝利しなければ試合での勝利はまずない。
何とか今年は最悪の事態は避けながらシーズンオフを迎えたいものだ。

備忘録:

バックのスライスを打つときに肘をゆるめておいて、インパクトでのばす感覚を練習すること。

フォアを下から上に振りすぎるな。
インパクトで手のひら感覚でフラットを意識しろ。
イメージが悪いときや、インパクトが悪いときには小さく振ってフラットに飛ばせ。
後ろ体重でストロークを打つな
インサイドアウトスイング
脇をあけない


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