テニスとゴルフの日記

2001年08月07日(火) またまた結果報告

二週続けての試合。疲れて日記もお休みしていたらこんな題名に・・・。

結果からいえば予選リーグは突破したものの決勝リーグ一回戦敗退。
まー順当な結果でしょう。
プレビューすると一回戦は都市対抗選手のエースとその後輩ペア。
まー今回はジョージがパートナーなので過大な期待は出来ないので自分の状態をチェックしいかに楽しむかがテーマだったので楽しくプレー。
実は先週のシングルスで自信を回復し気持ちよくふれるようになっていたため随所に良いショットをちりばめ2−6で散ったもののまー納得いく試合内容でした。
問題は二回戦。
実はこの日記を書く最大の要因を与える原因になったペアとの試合。
今回はいつものパートナーの兄貴ではないので何とも言えない気持ちでコートに入った。実はこの時点ですでに負けていたのだが、僕の中ではこいつらに負けたくないという気持ちと今回のペアではまた負けるかもという感情が入り交じっていたうえ自分の調子は良いために緊張の一言では言い表せない状態だった。
ファーストゲームを取られてからほとんど記憶がない。序盤で何とも情けないボレーボレーになり打つところが無くなりロブボレーを打ちスーパーオーバー。
頭の中で何かが切れたが何とか試合続行。内容は覚えていないが一番いやなのが早いボ−ルでもなく遅いボールでもない、いわゆるペースだけがあり相手のリズムやミスを誘うようなボールが嫌い。しかもそれが自分の正面に飛んでくるとかなり高い確率でミスしてしまうようだ。普段の練習も自分の好き嫌いも含めてだがやっつけてやろうという意志を持って打たれたボールには真摯に対応できるがそんなコースにそんなボールは絶対打たないぞーというボール、すなわち自分ならば絶対に打たないショットに対して打ち返すイメージがないのだと分かる。
兄貴はどうだか分からないが少なくとも俺は自分のイメージを持ってプレーしているのでイメージ以外のボールを打たれると集中力が切れ足が止まる。今まで負けてきたプレーヤ達を思い出してみると自分のイメージにないプレーをするペアにはことごとくやられていたと思う。
シングルスとダブルスの大きな違いは常にエースを狙えるコースがあることでありダブルスはそれがない、つまりダブルスは逃げ道がない、と考えても僕には当てはまる。つまりエースを狙えるコースがあればどんなボールでも狙っていくことで集中力を維持し続けることが出来るがダブルスではそれは難しいのだ。
そこで2回戦での唯一の記憶がある。サーブが弱い方の時にリターン時に普通にクロスに返してポーチされたときにさすがに頭に来た。次は絶対にアタックしてやろうと考えた。なぜそこまで考えたかといえばまず、その状況時に前衛の人がネットに張り付いたポジションを取ったのにも関わらず、自分自身の緊張から手先でクロスに持っていってしまったための見事にポーチされた。つまり相手前衛に前衛アタックがないと考えられたから>つまりなめられていると感じたこと。後は遅いサーブに対してなぜ引き込んでしっかり打てなかったのか?という自分に対する叱咤激励を込めてアタックすべきだと考えた。結果実行してネットの下に打ち込んだが、ポーチに出てくることはその後無かった。今後もこういうプレーをする相手にはぶつけてやるくらいの勢いがなければ前衛を楽にさせてしまう事になる。少々荒っぽいかもしれないし品がない戦術なのだがこういって考えを逆手にとってポーチしてくる人も大したプレーヤーではないのだから仕方がないと考え次回は実行しようと思う。
それとネットに張り付いてポーチを狙ってくるプレーヤーに対してはクロスコートへのロブリターンが意外と有効だと思った。本来戦術からいえば前衛の上を越してストレートにロブを上げるのが常套手段だがロブが嫌いなうえ下手くそな俺にはクロスにロブを上げる方がいいようだ。このクロスへのリターンロブは相手がサーブダッシュしてこない相手には有効であると思う。特にアドコートでは非常に効果的でよほどひどいボールでなければダッシュしつつスマッシュするのはB級レベルのプレーヤには難しいし、バックボレーになればより難易度は増すはずだ。
相手のバックサイドを狙うのはサービスだけだと思っていたが以外とそれ以外の時でも余裕があればコースよりもバックサイドを狙った方が効果が高いかもしれない。まーこれはまだまだ研究の余地があるしA級に上がれば考える必要もないだろうから軽く覚えておくくらいにとどめておこうと思う。
あとは遅いペースになった時に序盤でありがちなミスが,ロブで上を抜かれカバーのボレーを打つときにポジショニングの甘さから頭の後ろでハイボレーを打つ羽目になりさらにコントロールしようとするのでラケットヘッドがクローズになりネットに掛けるミスが出てくることだ。こういったミスが発生するのは足が止まり対したロブではないにも関わらず、いつもならば決めにいくくらいの気持ちでハイボレーが打てるのにより気持ちが委縮していることにより決めにいくどころか置きに行くのでミスをするのだと思う。まーこういう状態になるということは遅いペースの相手なのでこういうときは無理していつものプレーをするとただ力んでよりミスをする確率が上がるだけなので面をオープンにして高く返球する事を心がけようを思う。これは練習試合でも少しずつ試しておく必要があるだろう。いきなり試合では出来ないだろうし、思い出せる状態ではないはずなので体に覚えさせておく必要があるだろう。
まー本来の俺のスタイルとはかけ離れた思考だがとりあえずB級で勝てない限りは所詮ただの器用貧乏であろう。勝ってA級にいって初めて信頼できる相手とより高いレベルの試合が出来るのだ。勝つためだけにテニスをしているわけではないがB級から卒業するまではとにかく勝つための算段を用意しておき勝ちに行こうと思う。
今回の試合で前半戦から中盤までのツアーが終わった。次は10月まで試合はない。ようやく試合までゆっくり休養と練習する時間がとれる。
ゼイカン一号との試合は是非出場したかったし、出ていれば何かが変わっただろうと思っていたので今でも残念だが、テニスを深く考え自信の弱点を発見できた意味では良かったのかもしれない。まーあまり考えすぎると楽しくもないし自信がなくなるからいやなのだがこれは今年で最後にするつもりだ。そうしないとこの日記もネタが持たないぞ。来年はA級リポートにしたいものだ。
さーてゆっくり仕上げるか。


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ビンセント