普段はあまりもみ手をしないなこだけど、私がひざ掛けを使っているとこの時とばかりに一生懸命もみ手をする。きっと暖かさ、柔らかさ、そして起毛加減がおかあさんを思い出すのだろう。なこのおかあさんがどんな猫なのかは知らない。でもなこの記憶の中には、その存在が残っているのだと思う。今、なこは私のひざの上、ひざ掛けに包まれて幸せそうに寝ている。