Espressoを飲みながら

2002年08月20日(火) 鞍馬山

 久しぶりに鞍馬山に行ってきた。

自宅から結構遠いところにあるので、朝は早めの出発。
阪急電車に乗ると、スーツを着て職場に向かう人々がたくさん。
こんな光景、ひさしぶりだ。なんだか皆さん、眠たそう。
朝から車内で眠っている。

一方、こちらはこれから遊びに出掛けるのでとても元気。
朝の光と風がすがすがしいです。

阪急で四条河原町に出て京阪に乗り換え出町柳へ。
朝食にシリアルを食べてきたのだが再びお腹が空く。
鞍馬寺は山登りに近いので、すき家で牛丼の朝御飯セットを食べる。

出町柳からは叡山電鉄。かなりローカルな路線だ。鞍馬方面と
比叡山方面に途中で分かれている。比叡山にも一度行ってみたい。

来た電車は新しい方の型で、席が窓に向かって横並びで景色が良い。
向かいの客の顔を見る心配もなく、景色を眺めることに集中できる。

 鞍馬に着く。元々この辺りは避暑地のようなものでもあるのだが、
今日は特に涼しい。ここまで来なくても涼しかったのかも。

駅を出るとすぐお土産屋さん。天狗グッズが豊富。よく出来ている。

鞍馬寺の大きな門をくぐり、石段を登りはじめる。
途中で石段を登り続けるコースと、ケーブルを利用するコースに別れる。
今回は楽をしてケーブル利用コース(笑)。ただしこっちのコースでは
見られないところが出てくるので、何も絶対見逃したくないという方には
お勧めできない。

軟弱ハイキング主義! なのではない。ここでケーブルを使っても
後で延々と坂と石段が続くのが鞍馬から貴船に抜ける参拝路だ。
間違ってもサンダル、ハイヒール、革靴等の運動に適さない履物で
来られないように。

 鞍馬山は京都の北側を守護する存在。玄武の役割を担っている。
とても大地の気のよろしいところ。歩いていると元気になる。
今日は少し小雨なども降ってひんやり。マイナスイオン全開。

山全体が一つの大きな祈りの中で息づいているよう。

気がつくと両手を天にかざして歩いていた。



彼方から降り注がれるエナジーを感じながら・・・

 やがて貴船に出る。貴船神社でお水を組んでまた駅の方へとてくてく歩く。
途中、川床(ゆか)が敷かれている。川床で料理を食べるのも楽しそうだが
見てみると流石の空遊もためらう値段だ。一つだけ1000円からOKの
場所もあったが、そこは雰囲気等がいまいちに見えた。今回はパス。

駅に出て叡山電鉄で出町柳へ。今度は古い車両。信じられない程
ブレーキがうるさい。耳を押さえたくなる。

 御所を見学しようかとも考えていたが、疲れたのでパス。河原町に
向かう。以前にこの日記で紹介した小龍包の店でいろいろ食べた。
美味しいのは豚肉と絶妙のバランスのスープ。メニュー自体はそんなに
多くもない。また、肉を食べられない人には余り魅力がないかもしれない。
ただ、今日食べた餅米のシューマイは結構おいしかった。高かったけど。

鴨川の川床を写真に撮ってみた。白黒に加工して遊んでみた。



さすが京都。昔っぽくしても違和感がない(笑)。

 その後、本能寺を見学して繁華街をくるくる回った後、
行きと同様に阪急電車で帰宅。よく歩いた一日。









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