ふたつのこころ

2009年11月15日(日) 微妙な空気。

先日、貴方に会った。
会った途端、貴方は声をかけてくれた。
すれ違いざまに。

だけど、入れ違い。

しばらく会えなくて。
帰ろうかなーって思ってたら、現れて。

お互い、なかなか言葉が出なかった。
だから貴方はすぐにどこかに行くかなって思ったけど、隣りにいてくれた。

なかなか、話題が見つからなくて。
だけど、話し始めたらどんどん出てきた。

他愛のない、話。
世間話。

私は、心がまだ動いていなくて。
貴方といるのに心が動かなくて。
でも、誰にも邪魔されたくないし、貴方が行ってしまわないように願ってた。


いつもと同じような、違うような。
そんな貴方の態度。

お互い、メールのことは口にしなかった。
ほんとに他愛のない会話ばかりだった。

筋肉がついてきたという貴方の腕に触れた。
本当は胸元に触れてみたかったけど、それはさすがに無理。
でもきっと貴方も、胸元に触れて欲しかったんじゃないのかな。
そんな気がする。
そんな素振りがあったから。


微妙な空気。
間を持たせるような、何かを待ってるような。
気のせいかもしれないけど。



突然他の子が現れて、空気が変わった。
2人の時間は、そこで終わり。




あの時の私は、心が止まっていて。
貴方以外のことでも感情が閉ざされていて、告白なんて考えてもなかった。
自分の気持ちが、なくなってた。

だけどあの時、もしも告白してたらどうなってたんだろう。
そんなことを考えた。

貴方は、私からの告白を待ってたんじゃないかな。
以前のメールを読み返してみたら、『告白したかったのに』と送っていた。
そんなメールを送ったことすら忘れていたけど、
貴方はそれを覚えていたのかもしれない。


なんて、もう確認しようがないんだけどね。


 きのう  ひび  あした


みかる [めえる]

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