ふたつのこころ

2007年06月20日(水) 無言の日々は黒い日々。

過去を願って、嘆いている時間は少なくなった。
会わなかった10ヶ月。
連絡がなかった10ヶ月。
待ち続けた10ヶ月。

『連絡する』の一言を、
『別れるためじゃない』の言葉を、
ただひたすらに信じ続けていた10ヶ月。

結局、私が会いに行かなければ終わってしまった。
いつもいつも感じていた事が現実になっただけ。
最後の最後まで、私から動かなければいけなかった。

不安が消えない付き合いなんて、きっといつかこうなっていた。
話が出来ない付き合いなんて、たとえば結婚してもどこか違うと感じてしまっただろう。

お互いが、自分のペースを保てなかった。
お互いが、相手のペースを見ていなかった。

待ちたかったけど、待てなかった。
結婚ではなく、
真面目に話が出来ない関係が改善されることを。
私は、待てなかった。


ふたりで何度か会ったけど、あの子の言葉は結局何も聞いていない気がする。
気持ちの変化。
何を考えたのか。
はっきりとした言葉。
何も聞いていない。
何ひとつ、聞けていない。

結局あの子は、私が最も嫌がることを最後まで続けた。
もちろん、無意識だと分かっているけど。

・・・分かっているけど、楽しかった事さえも、あの態度に紛れてしまう。
愛しかった日々までも、無言の日々に覆われてしまう。

それは想い出を汚された気がして、
もう付き合えないことよりも悲しくて仕方がない。



※メール頂きました。ありがとうございます。
お返事遅れてます。ごめんなさい。


 きのう  ひび  あした


みかる [めえる]

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