隠喩と暗喩の対話
日々の心象を抽象的な言葉で。隠喩のはけ口、いわばポエム。
世界経済に想いを巡らせながら三軒茶屋へ向かう。この不快な既視感は就職活動で訪れたため。松屋で牛丼をさっさと平らげ会場へ。デブでヨロヨロのおっちゃんも居れば、ナウでヤングな若人もいる「でぃすしぷりん?でぃしぷりんだろ?」。 一昨日のバンドは2度目のライブ。今日のバンドはキャリア30余年を数え優に数千回目のライブ。80年代以前の曲を一切排除した妥協や媚の無い演目をじっくり堪能。 公演後、思わず死んだ管理人が持っていたTシャツを買う(それだけだとなんか気恥ずかしいからCDも1枚買って)。死んだ管理人が死んでいなければこの会場に居たのかもしれないと思う。実体はこの世に居なかったとしても、故人を思い出すことが此処へ連れて来てやったことになるとも思う。思い出すことこそが残された者の唯一可能な弔い。諸悪では繰り返し言ってること。まあ、思い出したのが事後だったということは内緒にしておくけどね。 そんなこんなだから地下鉄に直行する気分にはなれず、さんげんぢゃやのマチをぐだぐだ散歩。20分ほどうろついて疲れたのでどとぅるカフェ。ここで空虚と現実に視線を行き来させつつ煙草を弄べればよいのに。不落さんは出世しない。なぜならば、喫煙者ではないからだ。 今夜は寄り道日和。 今夜は買い物日和。 渋谷の街をぐだぐだ散歩。10分ほどうろついて飽きてきたのでHMV。3枚手に取ったが1枚棚に戻す。日を改めて買うことを心に誓って帰路たる駅へ。 地元駅にとうちぇきすると雨。そこそこの雨。書店へ飛び込んで「羊のうた」7巻と「ハッカージャパン」5月号を買う。 まだまだ雨。 腹は空いていなかったけど雨宿りに飯屋。ぜんぜん気は進まなかったけど定職を食らう。単価の安い若者の溜まり場になっているが、経営者としてはOKなんだろうかと余計な心配をしてみる。致命傷を負ってもがいている虫がいたが、気がついたときには息絶えていた。指で弾いて視界から消した。 雨も小降りになっていたので足早に帰る。 NEXT STEP------->NEVER
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