隠喩と暗喩の対話

日々の心象を抽象的な言葉で。隠喩のはけ口、いわばポエム。

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2002年08月13日(火) :ウルトラQ

2度あることが3度あれば4度目はきっと正直だろう。非日常生活に忍ぶ些細な願掛け遊び。結果はメフィラス星人。仕方が無いからザンデを追って金談の地エウレカへ。電車とバスで。

物事のほとんどは1度限りか、度数を意識しない当たり前のどちらか。1度限りでもなく日常でもない稀有な「2度」がひょっこり姿をあらわしたとき非日常が芽生える。1度が2度に転位する偶然は偶然で。2度が3度に、3度が4度になったりすると必然だったり奇跡だったり、あるいは何者かの意図が働いていたり。1度と無限の間にぽかり空いた空洞鍾乳洞吉見百穴。その空間に足を踏み入れたとき、その人間の進化が問われる。その空間への入り口を察知する感覚も人それぞれ。車内での携帯電話のご使用は、ワタシに迷惑ですからご遠慮ください。

嘘も誤解まで。碁会は山海まで。山塊は八戒まで。同じ豚を二度踏むな。1度で確実に仕留めろ。取り逃がした豚が豚たちにまぎれたら、もはやその豚と他の豚を区別することは出来ない。特定の豚だった豚が多くの豚たちになってしまう。豚は1度と無限の二つの状態しか取り得ない。豚に「2度」は存在しない。分かったなら、豚は1度で確実に仕留めろ。言ってしまえばお前らだって豚なんだ。豚も1度で殺められないようではその他無限の豚と同じだ。唯一な存在でありたいと望むのなら、豚を確実に射抜け。わかったなら今すぐ行動に移せ。

今日はちゃんと後ろから2両目に乗りました。


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下駄不落斎(ふらくやん) |メイル諸悪の根源自己嫌悪(復刻版) profile


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