隠喩と暗喩の対話

日々の心象を抽象的な言葉で。隠喩のはけ口、いわばポエム。

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2002年04月04日(木) :解凍実験

2002-04-04

マナー研修の2日目。

まずは先日の続きで電話応対。隣のカマダ君は眠気で明らかに頓珍漢になっていた。

次いで、伝言メモのとり方などこまかい部分をフォロウ。



昼食は一人で外に出てコンビに。昨日とも一昨日とも違うグルウプに紛れ込んで。なんか辛いなあ。



午後は、またもやディスカッション&発表。一昨日のそれが結果はともかく内容がストレスモノだったので、やむを得ず不落さんが頑張ってみることに。全開の反省点は三つ。

 1.司会役がいなくて議論が停滞する
 2.意見をまとめたメモが見えない
 3.時間管理がヤヴァイ

1は不落さんが、とにかく何分も黙ってしまうようなことがないようにちょこちょこ発破をかける。2は、不落さんが大きな文字でノートに記録する。3も不落さんがなんとかする。負荷!

ジコチュウなかんじで。

反省点はイカの2点。

 1.不落さんがきびきびとさくさくと進行して全員の意思疎通が図れなかった
 2.不落さんの先入観に沿わない意見を冷遇してしまった

1な結果になってしまったので、プレゼン発表も不落さんが出ざるえない。2は率直にいかんなあと思う。司会なんだからあんまり偏っちゃいけないよなあ。

かつて、今在籍している会社の2時試験はプレゼンテーションだった。自分がそれにパスした理由を分析し、2点を挙げたのだった。
 1.身振り手振りを使って話した
 2.原稿の棒読みのような話し方をしなかった

この試験プレゼンは、ホワイトボードだけある状態で、原稿(実質)禁止みたいな環境だった。不落さんは、ホワイトボードに図示する内容と、話す内容の要点だけを箇条書きを頭に叩き込んで臨んだわけです。だって、細かい原稿を作ったとしても、本番でそれをちゃんとしゃべるのは難しいっしょ。セリフ通りいかなくてどもったり言い直したりするのはカコワルイじゃん。箇条書きだったら、セリフはその場で作るわけだから、不自然な「読み直し」みたいなことは一切起こらないわけで。即興のセリフは節々が弱くなるから、それを補うために身振り手振りがあるわけ。あとは堂々としていればオールオーケーじゃん。

そう思っていので、「細部まで記述した原稿を持ってそれを棒読みする行為は悪」という固定観念がすっかりできあがっていました。発表は不落「先生」ということが決まっても、箇条書きのメモ程度しか作りませんでした。

シパーイしたよ。

作業時間も少ないし、みんなの意見だし、内容を頭に叩き込む時間も足りないし、プレゼンのスライド製作担当は別の人だし。ああ、こういう場合はちゃんと原稿作ったほうがいいなあと痛感。メンバーも「よかったよ」と無理やり励ましてる感じで痛さ倍増。



ここでまた細かいあれこれ。



続いて、今までのあれこれを踏まえた上で、「社会人として自分がこれからすること」みたいなテーマで3分トークという課題。

メンバーそれぞれが2分未満で終わってしまう中、ラストたる不落さんはちょこちょこ余談を挟みつつ滑らかに2分40秒トーク。いや、余談が8割だったような気がする。この「こぼれ話」みたいな連想ゲームで話があちこち飛ぶ散漫な様子だったわけよ。内容がテーマに沿っていないため、誰かに点数をつけられるなら思ったより低いかもしれないね。

この課題で、不落さんは問題を聞き間違えて、「個人で意見をまとめる時間」ノートに全然ちがうことを書いていた。だから、発表はほっとんどアドリブでした。他の人の発表の使えそうな部分を掻い摘みつつ、余談(最近寝てないだとか、さっきのディスカッションでどうだとか)を挟みつつ、最終的には自分でもびっくりするくらい、「つまり、××と○○の2点について、これから実行したいと思います」みたいにマルクオサマってユーロラディン。なんか才能あるかも。

でも、その能力は社会人の現場には邪魔よね。必要なことを的確に言わなくちゃ。プレゼンとトークは違うのだ。いつの皮下、とんでもないような失敗大活劇を繰り広げそうで怖い。


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下駄不落斎(ふらくやん) |メイル諸悪の根源自己嫌悪(復刻版) profile


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