隠喩と暗喩の対話

日々の心象を抽象的な言葉で。隠喩のはけ口、いわばポエム。

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2001年11月18日(日) :戦争論

episode 1

日本鬼子なる映画が上映さるらしい。大東亜戦争の終結まで続く日本兵の中国における残虐な所業について14人の生き証人の証言を綴ったものだとさ。そいつに関連したドキュメントがイランが負けた試合の直後に放送されていたわけ。土曜の深夜ひっそりと。たかりそは途中から風呂などで退席してたね。

ドキュメントの主人公は30弱のヒゲ面。日本鬼子に影響されたか別の理由だったか、とにかくそいつも当時の日本兵の元を回り、インタビューを繰り返す。んで、撫順戦犯管理所の50周年記念かなんかで彼らが中国に招待されて、そいつに同行取材してみたりするわけ。

以降、そんなドキュメント番組の一部と、そいつを見て影武者某がリアルタイムに思ったこと。大体、不落は戦争に関する報道・出版を、こういう目で見ているよっていうサンプルに。極めて私語です。

あと、番組の内容に関する記述は、数日前の出来事なので順番とか細かい部分は忘れかけていいかげんです。多少偽りも混ざるでしょう。証言なんてそんなもんでしょ。ましてや50年間も前のことなんて、ねえ。



そういうことで。



老人「ある村で、住民の手を縛りあーだこーだ」

(-_-)うそばっかべらべらしゃべりやがってこの野郎

老人「撫順戦犯管理所で中国人は日本人の人権を尊重しどーのこーの」

(-_-)それが奴らのさくせんなんだって

老人「本当に酷いことをうんぬん」

(-_-)うわ、やぱり洗脳されてるよ




場面は撫順戦犯管理所。記念館みたいなとこ。いんちきばっかり展示しやがってまったく。あ、有名な「抱き合って死ぬ遺骸」だ。さすがにこれには騙されないだろう。

(-_-)うわ、泣いてるよこのじいさん!




ベルリン映画祭。日本鬼子の上映後、海外のジャーナリストから質問が飛ぶ。
記者「それは洗脳ではないんですか?」
記者「思想改造計画についてはどう思われますか?」
監督(へらへら嘲笑)

(-_-)だってこの監督もばっちりやられてるんだもんね




「洗脳」という文字が黒字に白でばばーんと登場。撫順から帰還したある日本兵の戦友で、撫順には収容されず直接帰国した日本兵との会話を録音したテープ。
直接帰国した日本兵「別にあったことを語るのは構わない。だが、ありもしなかったことを証言しているのを聞くと本当に腹が立つ」

(-_-)そのとーりだ!じいさんいいことゆった!




「反論」という文字がうっすら画面に現れる。



老人「洗脳というのは、そうかもしれませんね。いんちきの軍国主義を洗ってきれいになったのですから」(みたいなこと)

(-_-)げらげら。ばりばり洗脳されてるじゃん。反論どころか洗脳された証拠を出しちゃった。




撫順での行事が終わって帰国した若造の言葉。「人生変わりましたね」。

(-_-)あちゃあ、こいつも洗脳されちゃった。



オチまでしかっかりついた良いドキュメント番組でしたね。怒れて笑える。



で。



日本鬼子についてちょっと調べてみたら、ある事実を目にする。



証言を行った人達は、一兵卒、下士官から尉官クラスを含み、いずれも中帰連の会員だ。



こいつを聞いて、驚愕あるいは憤怒とか落胆とかするかしないかで、アレが分かるね。アレがね。心底がっかりしました。もうがっかり。ほんとがっかり。こっから先、細かいことは述べません。分かる人だけ分かってください。



ぐったり。


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下駄不落斎(ふらくやん) |メイル諸悪の根源自己嫌悪(復刻版) profile


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