フォーリアの日記
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| 2010年09月28日(火) |
おばあちゃんが起き上がって歩いた |
今日はきのうより激しいくらいの雨でしたが、 午後からは晴れ間も出てきました。
午前11時ごろ、ちょっと近所のスーパーまで食料品を買いに出ました。 戻ってきたら留守録が入っていました。 しまった、今日は11時半に訪問看護師さんが来る予定でした。 根拠なくすっかり午後1時に来る予定だったと思い込んでいました。
あわてて訪問看護ステーションに電話したら担当の看護師さんは留守でしたが 出先へ連絡してくれたようです。 折り返し電話があり、午後4時にきてくれることになりました。 よくお詫びしておきましたが、本当に申し訳ない。
昼食後からおばあちゃんは4時に来るということが気になって仕方がない様子。 何度も呼び鈴を押して「4時って、いつ来るんですか」と聞きます。 「4時は夕方だからまだまだですよ。」 「これから一眠り昼寝して、目が覚めてもまだ4時にならないくらいかもしれない」 などといろいろ説明してみたけれど、結局気になって 昼食後はいつもすぐに昼寝しているのに、しばらく眠れなかったみたい。
もう一度電話があり、「早くいけそうなので3時ごろいく」とのこと。 3時ごろ看護師さんが来た時にはおばあちゃんは眠っていましたが、声をかけたら起きました。
便は日曜日にたくさん出てあまりたまっていなかったので浣腸はせず、 余った時間をリハビリ体操に当ててくれました。 寝た状態で足の曲げ伸ばしや体のねじりをやってもらって、気持ちよかったと言っていました。 頭を上げる運動は腹筋が弱いようでたいへんそうでした。
その後ベッドの縁へ座った状態から立ってポータブルトイレへの移動をやりました。 家具調なので、今回はトイレではなく椅子として使っただけです。
夕方もビスケットが食べたいとか用がなくても何度も呼び鈴で呼ばれたのですが、 夕食が出来上がって、持って行く前にトイレに行こうとおばあちゃんの部屋に近いトイレの近くまで行ったら 今度は呼び鈴じゃなくて声で呼ばれました。
行ってみると、なんとおばあちゃんが自力でベッドの縁に座っています。 よく見るとポータブルトイレの便座のふたが開いています。 「え、あそこまでいってふた開けてもどってきたの?すごい!」
話によるとおしっこをしたかったので、ポータブルトイレまで行ってふたを開けたけれど トイレに座れなかったので戻ってきたということです。
おしっこをするには自分では無理であろう問題がいろいろあるのですが、 その意欲だけでも大進歩!
ビスケットを食べた時にサイドテーブルを動かしたので、 その時ポータブルトイレを遠ざけて、 ベッドとの間をテーブルが通るくらい離してしまっていました。 ベッドの手すりにつかまりながら座れる位置にトイレがあったらなんとか座れたかもしれません。 トイレの手すりは低いし、向きを変えてからでないと両手でもてないので難易度高いのです。
しかしカテーテルが入っていて先端にはふたがしてあるので、 結局おしっこを自力ですることは難しいとは思います。
それでも起き上がってベッドの縁に座り、立ち上がってポータブルトイレまで歩き、 また戻ってベッドにふちに座ったという動作をしたということになります。 これは8月23日に歩けなくなってから初めてだと思います。
ベッドの縁から立ち上がるのは、補助していても自力でできそうな感じはあったのですが、 起き上がるほうは力こそそんなに貸してはいなかったけれど手順がまだ苦手そうだったので、 自力で起き上がれるとは思っていませんでした。
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