フォーリアの日記
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2010年05月26日(水) 代理の先生で音取り

今日の天気は荒れると言うので覚悟していたのですが、
あまりひどい降りには遭いませんでした。

今日はコーラスでした。
今日は代理の先生第1回目です。
先週指揮の先生がいるときに来るのが第1回目だったはずですが、
風で熱を出して来られなかったので今日になりました。
今日は指揮の先生がいないので、1人体制で指導してもらいます。

この春まで学生さんだったそうなので、うちの娘より1つ下です。
指揮の先生のところで歌の個人レッスンを受けている縁で来ていただきました。

ピアノは昔から習っていても合唱の指導は始めてだそうです。
発声練習のときのピアノの音型、私が迷ったようなことで迷っていたので
そつなくこなすのは発声練習に慣れた人なんだなと納得。

何を迷うって、半音ずつ音を上げていくだけなら簡単なのですが、
上がるタイミングをどういう音型で合図するかとか、合間をどういう拍でとるかとか、
ピアノに合わせて歌う立場の時には考えなかったようなことで迷うのです。
毎回やってもらっているのに、そういう観点から聞いていないんですね。

どのくらいの音域を歌ってもらうかも迷ったようです。
「普段どのくらいまでやっていますか?」と聞かれましたが
「わかりません」「絶対音感がないので・・・」
残念ながらそれは(先生の手元でも見ていない限り)本当にわかりません。

私は歌い手なので、発声練習をやるときの音域ではそんなに迷いません。
歌ってもらうパターンによって発声効果のある音域があるので
その範囲で声が出ているか様子を見ながらやります。
でも、私の場合は先生が来るまでのつなぎのことが多いので、
時間がなくてやりたかった音域より狭い範囲ですませることはあります。

話を戻して、今日の発声練習ですが、
代理の先生は指揮の先生に声楽を習っているので発声練習もいつも指揮の先生がやっているパターンで
片方ずつ鳴らすとか、鼻声の練習とかやったのが残念です。
これはやめてほしいなあ。

曲の方は来週仕上げる「飛騨高原の早春」はやりませんでした。
「花に寄せて」の「たんぽぽ」とフランス曲の「夜」
どれもまだ伴奏に乗せて歌えるような状態ではないので
音取りや音を弾いてもらっての合わせです。

さすがに、合唱練習に慣れていないと和音の中の音を拾って左手で入れるということはできないのかもしれません。
音取りは完全に単音でやったので、初めての曲はちょっときつかったのです。

たんぽぽはこちらがずいぶん慣れてきているので、
転調の変化の感覚がもう頭の中にあるのでなんとかなるのですが、
「夜」はまだ後半は始めて音取りなので
どんどん途中で変化する転調や不思議な和音(減7のような)は
音取りのときに和音(または和音の中の音だけでも)を入れてもらわないと覚えにくいのです。
また、歌の方は終止音だと思ったら伸ばしている間に伴奏で転調しているなどという部分もあって
和音入れずに練習していると合わせたときにわからなくなるでしょう。

産休中のピアノの先生はそういう和音進行や各パートの音など超人的に皆弾いてくれたので、
とても覚えやすく歌いやすかったのです。
私もピアノを弾く時には(技術的にまねはできませんが)自分のできる範囲で
和音や和音の中の音など適度に入れて弾いているので、曲の流れはわかるはずです。

普通の合唱団の音取りはこういうのが多いのだとは思いますが、
久し振りにきつかった。


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