フォーリアの日記
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2010年03月25日(木) 電子申請

今日は一日雨がよく降っていて真冬並みに寒くなっています。

雨でもベランダ工事はやっていたようで、
もともとコンクリート打ちっぱなしだったベランダの床に
外廊下と同じようなシートが張られました。

登記簿謄本(登記事項証明書)を取る必要があって、
法務局へ行ってもいいのですが、雨なので今日はいけないし、
電子申請できるというのでやってみることにしました。
夫名義ですが、謄本(証明書)は誰でも取れるのです。

11時から始めればお昼までには終わるだろうと手を出したら、ややこしいの何の。
お昼をはさんで実質2時間以上(2時間半ぐらい?)かかってしまいました。

そもそも書類そのものがややこしいのですが、それ以上に案内が悪い。
まずは法務局オンライン申請システムのページへのリンクがあまり書かれていない。
事前に登録と後で申請のときにそのページへ行かなくてはならないのに、
一旦中断したりするとちっともわからなくなります。
最低限説明が書いてあるページと申請するときログインするサイトへのリンクは
1箇所にまとめてほしい。
何十ページもある手順書の手順に沿って書かれても後で参照できません。
また、ダウンロード、インストールするソフトが複数あるなら初めに全部書いておいて欲しい。
手順に沿って書かれているから、右往左往してまた
ダウンロードするページを探さなければならなくなります。

「法務局オンラインセット」と「申請書作成支援ソフト」のダウンロードが必要で、
オンラインセットを展開すると、
SunのJava Runtime Environmentの特定のバージョンと、
「法務局オンライン申請システム」プログラム本体と、
申請サイトのSSL証明書のフィンガープリント確認のためのバッチファイル、
Javaの自動アップデートを止めるためのJava設定へのショートカットが入っています。

簡単に言えば、
Javaをインストールして
法務局「オンライン申請システム」をインストールして
申請書作成支援ソフトをインストールすれば申請できるのです。

あとは申請サイトへ行ってユーザー登録して申請し費用納付するだけです。
(記入事項も検索自動入力があって実際には手間取ったのですが)

でも本当に右往左往してしまいました。
ユーザー登録はあっち、ダウンロードはこっちとそっち、
申請はあっち、手順書はこっち、費用納付はあっち・・・。
行ったり来たりするので同じところだかどうだかもわからないくらい。
もう少し初めに整理されていたら・・・。

インストール関係も全容が見えないので腹立たしい。
初めにすでに入っているJavaをアンインストールさせるのですが、
動作確認が取れているバージョンを使わせるためだろうということは薄々わかったのでいいのですが
そんなことは書いていないのでわからない人はわからないだろうなあ。
手順書を順番に見つつ作業していると後でJavaを入れることもその時点では気づかないかも。
オンラインセットをダウンロードするのは手順書ではJavaを削除してからで、
その中にインストールするべきJavaも入っているのです。

Java関係は最新バージョンで動かないアプレットなどがある場合のために
古いバージョンも残しておくことをSunが推奨しているので、
古いバージョンも含めていくつか入っているのです。
容量を食っているのでこの機会に削除してしまうのも悪くないのですが、
めんどくさいことはめんどくさい。

Javaを入れるにはIEを終了させなくてはならないのに、
終了させてしまったら必要なサイトを見失いました。
デスクトップにショートカットを置いたのだけど足りなかった。
手順書はPDFファイルをIEの中で開いていたので一旦保存して
単なるPDFとしてAcrobatReaderで開きなおしました。

インストールに関してはショートカットやバッチファイルまでセットされていて
至れり尽くせりなんだけど、
とにかく案内に対しては不親切です。
最後に費用納付するときも、どこでどうやって納付するのか探し回ってしまいました。

奮闘すること2時間半。
やっと費用もインターネットバンキングからペイジーで支払って、申請終了しました。
ああ疲れた。
行って申請するともっと時間がかかるだろうけれど、
待ち時間が多いだけなのではないかと思うので、どちらが疲れるでしょうか。


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