フォーリアの日記
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| 2010年03月11日(木) |
疲れが出た・偽科学「水からの伝言」 |
今日は久し振りに気持ちよく晴れました。 風は少し残っていますが、昨日ほど冷たい風ではありません。
月曜日からの疲れがでたのか、午前中眠くて眠くて、 あきらめて寝ました。 病院通い2日連続につづく急な伴奏はちょっとこたえたかも。
おきてから布団乾燥機を出してきて布団を乾燥させました。 工事中で外へはまったく出せません。
ところで、Twitterで偽科学という言葉をちょっと見たのですが、 (そのつぶやき自体はあまりその事に言及していたわけではない) リンク先に「水からの伝言」という本のことが書かれていたので、 思い出したことを書きます。
もう何年か前になると思いますが、 仙台の友人がいろいろ落ち込んでいた時に 「水からの伝言」と同じ著者の「水は答えを知っている」という本を読んだということで、 感動したといって話をしてくれた時にかなり眉唾なものを感じたので 「ちょっと信じられない」と言ったのですが、そんなことはすっかり忘れていました。 数日前の電話で、友人が何でも信じてしまうのに対し私が疑うものは疑うという話題が出た時に、 友人が例に挙げてくれたのがそれ(私が信じなかったもの)でした。
「水の結晶」の写真がたくさん載っていてきれいだということなのですが、 そもそも「水の結晶」という言葉をわざわざ使うところがあやしい。 六角形に枝が出る形に成長するのは水の結晶には違いはないのですが、 普通の言い方なら「霜」や「雪」でしょう。 ましてや「ありがとう」と書いた紙を貼ったらきれいな結晶になって 「ばかやろう」と書いた紙を貼ったら結晶にならなかったりきれいじゃなかったりって・・・ あまりにも非科学的でどういう宗教ですか。
誰も紙など張らなくたってきれいな結晶の雪は降ってくるし、 霜や雪をわざわざ水の結晶と呼んでいるのがあやしいし、 紙を貼った貼らないより、結晶を作る条件の差の方が大きすぎる。 というようなことを友人には言ったのですが。
私は無神論者でもないし、科学で証明できないことはいくらでもあると思うけれど、 あまりに例外の方が多い「こうすればこうなる」という話はまったく無意味なので、 それをもっともらしく書いてあっても、幽霊が出たという話より信じられません。
これだけなら世のオカルトと同じで信じる人は勝手に信じても 科学者が真剣に反論するようなことではないんですが、 今日、リンク先を見たら学校の道徳の授業に使われたという話が書いてあります。 子供たちにそんなうそを教えていいんですか。 先生あほですか。
詳しいことは私が書かなくてもこちらのリンクから。 書評「水は答えを知っている」 http://d.hatena.ne.jp/hal_tasaki/20051217 「水からの伝言」を信じないでください http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/fs/
どうも波動測定器(これも眉唾もの)などの関連商品を売りたいがためという 商売入っているようですね。
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