フォーリアの日記
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2009年08月07日(金) マズアはだめ

昨日より晴れているので蒸し暑さが少しましです。
その分日差しは暑いのですが。

今日は仕事でした。
朝一番の患者さんがまた先生に紹介するCDを持ってきたということです。
この患者さん、先日からクラシックお宅というふれこみ(自称)で
先生にいろいろな曲を聞いてみるように勧めているのです。
3大コンチェルトだって・・何の3大?ピアノかバイオリンか?
なんか適当ですねえ。
先生に聞いて欲しいのでしばらく貸すそうです。

その患者さんの希望でCDプレーヤーで院内に流すそうなので、手にとって見ると
・チャイコフスキーとシューマンのピアノコンチェルト
 Pf:レーゼル /マズア ゲヴァントハウス
・チャイコフスキーとメンデルスゾーンのバイオリンコンチェルト
 Vn:ハイフェッツ /ライナー シカゴ /ミュンシュ ボストン
・ドヴォルザークのチェロコンチェルトOP104とOP85
 Vc:ロストロポーヴィッチ /カラヤン ベルリンフィル
 Vc:デュ・プレ /???(忘れた)
チェロコンチェルトのOP85はあまり聞いたことがないけれど
他はそれぞれ有名なやつでした。

最初にチャイコフスキーのピアノコンチェルトをかけたらこれはひどい。
まずひどく音量レベルが低い上に、音質が最悪。
LPからのリマスターらしいのですが、録音年もプレス年も書いていない。
粗悪な廉価版CDのようです。
家にもカラスの歌などで、東芝EMIのCDに入っている曲はいい音なのに
廉価版CDでは元が同じ録音の曲のはずなのにひどく音が悪いものもあります。

演奏を聞いてみれば、初めの強烈に印象的な部分の充実感と切れがないし、
次からはなぜか1拍目のひどく強い「ズン チャッチャ」^^;
もっと雄大に流れるように歌うものだと思っているのにこれは何なんだ?
受付の人(音大卒)も来て「ひどいね」と耳打ちします。

自分であまり良い演奏ではないCDを買ってしまうことはあっても、
人に勧めるのにこれはないでしょ。
先生がこんなのを持って帰ってチャイコフスキーのコンチェルト入門として
ひとりで家で何度も聞いていたらたまらないので、
家にあるもっといい演奏のCD持っていくと言ってしまいました。

帰りになぜか田町から早めに出てきた夫と合流したので
その話をしたら「マズアか、そりゃだめだ」
「マズア」は良いと思ったためしがないとのこと。
そうだったのか。

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余談ですが、今日生まれて初めて「クオカード」を使ってみました。
お弁当を買うには500円という額面だと微妙だし、あまり便利に感じられないのです。
今朝はダイヤが乱れて電車が混んでやたらに喉が渇いたので
コンビニで飲み物を買ってみたのですが、
飲み物程度の値段だと一気に全部終らないので手頃です。


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