フォーリアの日記
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2008年03月20日(木) 「マタイ受難曲」のコンサート

今日は雨です。
ここのところの暖かさからしたら、かなり寒くなっています。

おばあちゃんが入院する前からチケットを買っていたコンサートに行ってきました。
彩の国さいたま劇場で、バッハ・コレギウム・ジャパンの「マタイ受難曲」です。
これで前の文京シビック、その前の川口リリアと3回連続コンサートに雨(雪)に降られています。

彩の国さいたま劇場の音楽ホールはこじんまりとしたホールで、
これくらいの構成の音楽にはちょうどいい大きさです。
チケットを買ったときすでに席が埋まっていて1階は端しかなく、S席ですが2階(2列)の正面の席です。
2列しかない2階席ですがロビーにはゆとりがあり、オーチャードホールより居心地がいいのです。

曲がはじまると、出だしはソプラノの音程が低めで、少し重く感じました。
しかしエバンゲリストが出てくると、素晴らしい声で、すっかり役にはまり込んで感情豊かに語るので引き込まれました。
前回(2年前)にこんなことはなかったので違う人だと思って、思わずプログラムを確認しました。
(といっても会場では前回の人が誰だか覚えていないのでわかりません。)
ドイツ人なので(当然でしょうが)ドイツ語が滑らかで、日本人がイメージするドイツ語とは違う感じがしました。
でもイエス役の人もドイツ人でしたが、そちらはイメージするドイツ語に近かったので、個性かもしれません。

もう1人のバスの人も非常にいい低音で、いくつかの役を演じ分けて、素晴らしかったです。
それでもはじめは高い音が鼻をつまんだような音になっていましたが、
時間が経つと声が出てきて全音域でいい音になってきていました。

合唱もだんだん声が出てきて、声が抜けると音程も合ってきて、初めのような重さは感じなくなりました。

チェコ人のソプラノもいい声で、大変よかったと思います。
男性アルトは音が時々引っ込むのでフレーズが途切れ途切れになり、2年前の人の方がよかったと思いました。

こういう小さなホールでのコンサートは早く売り切れるし、音楽好きな人がほとんどのようなので
とても雰囲気のいいコンサートでした。

休憩中に夫が私と同学年の同窓生を見かけたので声をかけたそうですが気づいてもらえなかったそうです。
私がいればわかったかもしれないのですが、トイレへ行っていました。

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帰ってから俗世に戻ってTVをつけたらテレビ埼玉でサッカーをやっていました。
全日本メンバーの抜けた浦和レッズ弱すぎです。


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