フォーリアの日記
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今日は不運にも雨です。
今日は前からチケットを買ってあった「魔笛」を聞きに行きました。
おばあちゃんが調子が悪かったら行けないかとおもったけれど、 今日はもう普通にしていて、郵便物を出しに外へでかけたりもしていましたので 夕食の用意をしていけば出かけられそうでした。
昼には一日遅れの鏡開きのお汁粉を食べて 昼食後買い物に行って、 午後からおでんを作っておばあちゃんと娘の夕食としました。 夫はポテトサラダをつくってくれました。
プラハ国立劇場の今日の公演は川口リリアホールなので比較的近いのです。 このホールは駅前で、デッキの上からそのままのもありがたいです。(特に雨の日は)
魔笛というオペラのストーリーはわかりやすいとは思えません。 あまりにも有名なのでなんとなく知ってはいても、 細かいところは何回か見てもわからなかったり、謎がたくさんあります。 おとぎ話といわれるけれど、変に宗教的だったり説教くさかったりして、 フリーメースンの影響でもあるのかと思ったりもします。
そうはいいながらも音楽は素晴らしいので、結局飽きることなく3時間過ごしてしまいます。
この公演はこじんまりとしていて、舞台装置もあまりなく、出演者も少なく、オケの人数も少なく、合唱団も少なく、合唱の一部は録音だったようです。 しかし、プラハ国立劇場はなかなか実力者ぞろいらしく、 どれをとってもなかなか水準の高い演奏でした。
夜の女王の初めの登場は舞台装置の布を衣装にして、本人は高いところにいて 舞台中にひとり分の衣装が広がる小林幸子のようになっていてすごかったのですが、 歌いにくいだろうと思いました。それ以外は普通に登場しました。
舞台は幕を閉めず、天井から吊り下げた大きな布が時には怪物になり、 時には幕になり、時には壁や物陰になり、時には夜の女王のスカートになり、 時には背景に映像を移すスクリーンになるなど、いろいろ工夫して使われていました。
会場は1階席はほぼ満席のようですが、2階席はかなり空席がありました。 私たちの席の前の列がほとんど開いていたので、後半はそこへ移ってしまいました。 でも、なんで2階席最前列などという良い席が空席なんでしょう。 チケットを買った時にこんなところがあいていたら初めからそちらを買ったのに。 1階席の前の方にはなぜか制服の高校生がたくさん来ていました。 何か団体で来ているのでしょうか。
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