フォーリアの日記
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| 2007年10月08日(月) |
BS2の「フィガロの結婚」・宮崎学園の男声 |
今日は雨です。
夜中に録画しておいた「フィガロの結婚」を午前中に見ました。 ザルツブルク音楽祭 2006 合 唱 : ウィーン国立歌劇場合唱団 管弦楽 : ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指 揮 : ニコラウス・アーノンクール http://www.nhk.or.jp/bsclassic/crs/index.html
スザンナ役がネトレプコだというので期待して見たのですが、 スザンナばかりでなくどの役もいずれ劣らぬ粒ぞろいの配役で素晴らしいものでした。
舞台はあまりその場面ごとに部屋を作らず同じセットを共用する半分抽象的な演出で、 庭のシーンも室内のセットのまま木陰のような影が作られています。
また、人々を操るいたずら天使(キューピッド?)のようなものがいて、 声を出さないながら、ちょろちょろと動き回ります。 ケルビーノと同じ服装なので何か象徴的な意味があるかもしれませんが、よくわかりません。
変わった演出ではありますが、一応雰囲気は出していて、 抽象的な部分も内容に合っているので面白いことは面白いのです。 でも「フィガロの結婚」ってこんなオペラだよ、といって知らない人に紹介するなら もっとオーソドックスな演出のものでないと困るでしょう。
クリスティーネ・シェーファーのケルビーノは見事です。 演出的にはこのケルビーノはかなりかわいそうな役柄になっていましたが、 初めてこのオペラでのケルビーノの役割がよくわかった気がします。 女性が演じることで違和感があることが多いケルビーノが本当に少年に見えました。
伯爵夫人役のドロテア・レシュマンはどこかで見たと思ったら 前に魔笛を見たときのパミーナです。(4月にBS2で放送) (コリン・デイヴィス指揮/コヴェント・ガーデン王立歌劇場) 柔らかくころころした声質で、ネトレプコの深くて強い声質とはかなり違います。 スザンナとはっきり差があるのがまた面白く、 後でフィガロが伯爵夫人に変装しているのがスザンナだと 声でわかってしまうこともかなり納得いきます。 (そもそも、変装したら間違えるなんて現実では有り得なさそうですが。) 役の声質にあっているという固定的な意味ではなく、逆なら逆で面白いかもしれません。
午後はアイロンをかけてから、TVをつけたら、 NHK合唱コンクールの全国大会の様子をやっていました。 宮崎学園高校の男声がとても上手かったのでびっくりしました。 結果は惜しくも銀賞でしたが、男声だけなら全国1だと思います。 じつは前に「学校へ行こう」というTV番組で男声募集しているところを見ました。 http://www.tbs.co.jp/gakkou/backnumber/20051025_1.html 短期間でこんな素晴らしくなるもなのですね。
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