フォーリアの日記
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2007年08月15日(水) 帰省2日目(友人と会った・声楽家浦野りせ子さん)

連日長野も暑いです。
夜は寝苦しいということがほとんどないこの地区で、
昨夜は寝苦しく感じました。
それでも関東よりずいぶん朝方は涼しいのが救いです。

今年は帰省も短いし、猛暑だし、実家の草とりはやらないことになっています。
もう一つの理由は、長年会っていない友人が帰っているので会うためです。
長野に住んでいる別の友人が連絡してくれました。
高校の吹奏楽の同期の女性は4人なので、その4人で会おうと思ったのですが、
ひとり都合が悪くて3人で会うことになりました。
3人目の出産で帰国していたときに会ったきりですから、12年ぶりぐらいです。

その友人はオーストリア人と結婚してしばらくはアメリカに住んでいたのですが、
ご主人の実家であるオーストリアに帰ることになり、現在はオーストリアに住んでいます。
リンツという都市の郊外で、田舎町のようです。

その友人とは中学の同級生で、中学のバレー部から高校の吹奏楽までいっしょでした。
お互い音楽好きで、中学の時からいろいろ音楽に触れ合ってきました。
大学はバラバラですが、大学生の時まではまだ、長期休暇の時などに会っていました。
大学を出てからはなかなか会う機会もなくなっています。

さて、その友人は本当に音楽を続けていて、
最近パイプオルガンを習いだしたというので
文化の違いと友人の意欲に驚きました。
近所の教会で夜練習させてもらっているそうです。

もともとピアノがある程度弾ける人なので(少なくとも私よりはうまい)
聖歌の伴奏などをしていたそうなのですが、
オルガンを弾くことになったきっかけというのは、
近くのカトリック教会の老オルガニストが引退してしまったのを機会に
教会で伴奏をすることになったからだそうです。
(友人はカトリック信者ではありません。)
ピアノの経験者なので両手で何かを弾くことはできるので、
聖歌だけでなく聖体拝領のときのバック音楽も
自分でいろいろ工夫して弾いているそうですが
だんだんそれだけでは物足りなくなって、
足なども使ってオルガンの機能を十分に生かした演奏をしたくなり、
習い始めたのだそうです。
しかしオルガンとピアノではかなり勝手が違い、簡単にはいかないそうです。

そんないろいろな話を聞いて、
ほんとうに卒業して30年も経つと人生いろいろだと思いました。
もう1人の友人も荒波にもまれながら仕事をしつつ子供4人を育てているので
実はすごいのですが、皆、顔も話し方も昔と変わりません。

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ところで、もっとすごい方がいらっしゃいます。
長年声楽家としてオペラも歌い、大学の教授として後進の指導もしてきた方が
おばあちゃんの同級生にいます。
その方は昨年の秋に最後のコンサートを行い、都内の家を引き払って故郷へ戻ってきています。
たまたまお盆の最中に、邦楽の発表会のようなものがあり、そこへゲストで出演していたのです。
それを知って急いで夕食を食べて見に行きました。

ちょっと環境はよくなくて、
メセナホールというホールの中庭の露天の会場で、音も響かず
ピアノも持ち込めないので伴奏もなしで歌われたのでちょっと気の毒でしたが、
83歳とは思えないダイナミックな声でした。
ただ、歩くのも不自由そうで杖を突いてゆっくり歩いている姿は
さすがに年には争えないのでしょう。

おばあちゃんが舞台の袖に会いに行くと、すぐにわかってとても喜んでくださいました。
最後に2人そろって写真も撮りました。

女学校の同級生といっても、私なんかの卒業して30年とは格の違う、
ものすごい長さの人生です。
感慨深いことです。


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