フォーリアの日記
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何かを検索していた時にたまたま見かけた どこか多分ポピュラー系の歌唱法のBBSで 声楽家に発声法を習った人が「肋骨を広げたまま息を吐くと習った」と書いたら 総スカンにあっていました。 「そんなことしたら苦しくてしかたがない」 「そんな話聞いたことがない」 みたいなコメントのオンパレード。
でも、そうなんです。 広げるために無理な力を入れる必要はありませんが、 そういう意識をもった持ったことのない多くの人は 息を吐こうとるすとスッと肋骨が下がってしまいます。 そうならないように、実際は横隔膜を上げるように息をはくのでしょうが、 意識としては、空気のかるい圧力を感じて肋骨を下がらないように保つ感じです。 (力任せに広げるのではない) 胸郭は共鳴腔ですから、広く保つに越したことはないのです。
そんな関連でこんなページを見ました。 http://www1.odn.ne.jp/bellavoce/akiyama/honbon.belcanto.htm 東京音大の先生がベルカント唱法について書いているページなので 前からお気に入りには入っていたのですが、 しばらく見ないうちに書き足されているようです。 (開いた途端に音が鳴るので、ちょっと敬遠していました。)
ソプラクートなどという言葉は初めて聞きました。 3点C(ド)以上を出すような時の発声法らしい。 しかし、ここに書いてあるとおりに高音を出してみたら、 夜の女王のアリアの最高音3点F(ファ)がメロディーの中でも見事に当たりました。 発声練習で乗せられれば3点G(ソ)まで出たりしますが、 メロディーの中では異様にそこだけ頑張らないとどうしても下がり気味になってしまう音なので驚きました。
この話のなかのパッサージョの位置からすると どうも2点Es(♭ミ)の音がパッサージョになるような気がするのですが もしかしたら私はメゾソプラノ?
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