フォーリアの日記
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2006年10月02日(月) ツィマーマン

今日は雨。
夫がスリランカ出張に行くのに雨が降っていたので、傘持ちとして駅前のビルまで送りました。
昼頃は晴れ間も少し出ていたのにその後はまた雨です。

昨日の話題なんですが、夜NHKの「芸術劇場」で
クリスティアン・ツィマーマンのピアノの演奏をやっていました。
夫が出張の準備をしていたので、あまり初めからは真剣に見ていなかったのですが
モーツアルトのソナタに引き込まれました。
けっこうテンポも揺らすし、自由に弾いているようなのに
これぞ古典派というカッシリしたものを保っていて小気味いいのです。
余裕のあるゆったり感といい、重みのある音といい、心地よく音楽に浸れます。
妙に(無駄に)神経を揺すぶる感じがしないのもまたいい。

次のベートーベンのソナタ「悲愴」で驚きました。
この曲、情熱的だったり、打って変わってメランコリックだったりして
激しいイメージで弾く人が多いという印象の曲なのですが、
これは全然違うのです。
とにかく安心感のある穏やかさの中ですべてが歌われているという感じです。
もちろん情感もたっぷりあるし、激しく強い音もあるのですが
そのすべてがコントロールされて全体を形作っているというような。
ロマン派風に弾かれるベートーベンも多いと思うのですが、これぞ古典派と思いました。
ベートーベンは堅くて大げさという印象があって私は余り好きではなかったのですが
こういうベートーベンなら好きです。

ベートーベンのソナタ、手が出そうなものはいくつか弾いてみたことがあるのですが
今まであまりいいイメージはありませんでした。
(未熟でちゃんと弾けないせいもありますが)
でも、ツィンマーマンの演奏を聞いて
この曲弾けるようになってみたいと思ってしまいました。
(未熟で弾けないかどうかは別にして)

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娘が今日は夏休み明け初登校です。
昨日の新聞に載っていたようですが、
有名な先生が無届兼業を内部告発されて退職したそうです。
授業も普通に持っていたそうですがどうなるんでしょう。


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