フォーリアの日記
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すっかり涼しくなっています。 今日は朝おばあちゃんを病院に連れていきました。定期的な診察です。
遠方の友人が電話をかけてきて、最近活性水素水を飲んでいて調子がいいといいます。 胃腸の調子が治ったとか。 信頼しているお医者様に勧められたものだそうで、 営利目的で売りつけられたものなどではないようなので、はいはいと聞いていたのですが、 活性水素水というものの存在自体は怪しさ万点です。
アルカリイオン水に活性水素を入れたものなどと聞いたらもっとわけわからない。 (その辺がどういうものなのかは友人もよく知らないらしいのですが) でも、単なるアルカリイオン水なら胃腸の調子には効くかもしれません。
アルカリイオン水は実用性や効果の程はともかく、存在するのは確かですが 活性水素水など存在し得るのか?
アルカリイオン水だって、水に乳酸カルシウムを溶かして電気分解すれば Ca+がマイナス側に、乳酸がプラス側に引きつけられて、 マイナスがわに石灰水ができ、プラス側に乳酸の水溶液ができるだけだから アルカリイオン水を飲むということは石灰水を飲んでいるようなものに過ぎないし。
活性水素とは水素分子になっていない水素原子だというけれど そんなものを水酸化物イオンのあるアルカリ性の溶液に入れたら あっという間に化合して単なる水になってしまうだろうし。
空気中のマイナスイオンが体にいいとか、水がクラスタ化するとか 「ありがとう」と声をかけると水の結晶(なぜ氷と言わない?)が美しい形になるとか いろいろ変な話があるのですが、 どうも信じられないものがたくさん流行っているようです。
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