フォーリアの日記
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2006年01月25日(水) 合唱練習・コンサート

天気はいいのですが今日も北風の吹く寒い一日です。

朝から合唱練習、午後は自主練、夜はコンサートと盛りだくさんの一日でした。
午前の練習ではとにかくどんどんコンサートの曲をこなさなくてはならないので
しばらくやっていなかった曲など中心にやったのですが、
自主錬の効果は現れているような気がします。
それでないと(なんせ年なので)ちょっと間が空くとすっかり忘れているのです。

午後の自主練は、またピアノのない部屋だったのですが
キーボード(60鍵ぐらいだが両手で弾けるようなある程度大きなもの)を借りたので
伴奏が録音されていない曲も練習できたし、部分的な練習もできて
全体として先週よりかなり充実した練習ができたと思います。

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さて、夜はコンサートに行きました。
モーツアルト生誕250周年にちなんで「モーツァルトの愛」というタイトルで、
複数の楽器によるコンチェルトなどを集めたプログラムでした。

プログラムは

フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299
    Fl. ピルミン・グレール Harp 吉野直子
2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調 K.365
    Pf. 菊地洋子 シュー・ツォン
ディベルティメント第2番 ニ長調 K.131からIIIとVII
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364
    Vn. 山田晃子  Va.ジェラール・コセ

クリスティアン・アルミンク指揮 
オーケストラ(小編制)は新日フィル

サントリーホールの舞台裏側の2階席なので、
音がどう聞こえるか不安でした。
前に、ホールの前方から反射してくる音と舞台から直接聞こえる音とがまざって
音がひとつひとつ判別できないほどひどい状態だったことがあるからです。
しかし今回は、小編制だからか、楽器の特性か、それほどのことはありませんでした。

それでも、裏側から聞くのには慣れないので変な聞こえ方をしているとは思いました。
ハープがオーケストラの弦の音の中に沈んで感じられたのは裏側にいたせいかもしれません。
表の席なら、もっと音が前に伸びて聞こえたかもしれません。

クリスティアン・アルミンクという指揮者は知らなかったのですが
なかなかいい指揮者のようで、オケの演奏はなかなかいいです。

フルート、ハープはどちらもそれなりに名手なので全体によかったとは思いますが
1曲目はまだまだこの裏からの聞こえ方になれていなくて、
私としては集中して聞けなかったような気がします。

2台のピアノは・・中国人のシュー・ツォンという人の演奏がかなりすばらしくてびっくりしました。
実は失礼ながらもっと癖のある演奏をする人かと思っていました。
中国人のピアニストというとランラン(郎朗)のイメージが強く、
彼は表現力も実力もたいしたものですが、ピアノを壊しそうな勢いで弾くので
そのイメージとどうしてもダブってしまっていたのです。

そのイメージと風貌からどうしても癖がありそうな気がしていたのですが、
かなり正統派の、細やかな表現力のある演奏でした。

菊地さんのほうはもっとアグレッシブで日本人のピアニストにありがちな大きなアクションで
そのアクションほどには実際の音に表現が現れていないような演奏でしたが
まあ、お互いよくあわせてアンサンブルとしてはよくできていたと思います。

ディベルティメントは全体にはよかったんじゃないでしょうか。
指揮者もさることながら、コンマスもかなりうまいんじゃないかと
この頃から実感しだしています。
ホルンもう少し頑張ってください。リズムが甘いと流れが狂います。

どれも小曲のようでいて全体では意外と長いブログラムなので、
このあたりでかなり疲れてきています。
しかし、次のビオラが素晴らしかったので聞くほうも頑張りました。
16分音符のひとつひとつにまで表現が行き届いた演奏で本当に素晴らしい。
バイオリンも悪くないのですが、同時に演奏すると比べてしまって差を感じます。
親子競演、お父さんの勝ち、みたいな感じです。

知らなかったのですが、帰ってからプログラムのプロフィールを見ると
この方(ビオラ)かなりの名手なのですね。

これも後から知ったのですが
指揮者のアルミンクも若手抜擢ということで話題だったようで、
かなり評判のいい指揮者だそうです。

こういう目玉の曲が何だかわからないようなプログラムは
人に誘われないとおそらく目に付かないので行こうと思わないのですが
なかなかいい演奏会だったので、大変得した気分です。


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