フォーリアの日記
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2005年07月06日(水) コンサート候補曲

コーラスの前回の練習日に、次回までに3月の演奏会にやりたい曲を
紙に書いてくるようにとの宿題が出ていました。

私は最近1年ぐらいにやった曲をざっと眺め、その中から2曲。
それから今までやっていないけどやりたい曲も含めて3曲書いて出しました。

オリジナルが合唱用ではない曲は、メロディーは好きな曲でも編曲がよくないとか
長所短所があって、これはという曲はなかなかありません。

ところが練習後に雑談の中で提出した曲の話をしていたら、みんなすごい。
過去10年以上もさかのぼって、昔歌った曲までピックアップして
10曲ぐらいは書いたといいます。
昔の曲に関しては、そんなにまた新たに歌いたい曲があったかなあ・・・と考えただけで
私はそんなに昔までさかのぼって何の曲を歌ったかまでは調べませんでしたが、
当事の予定表を取ってあれば曲名ぐらいはわかるので
よく見ればまた歌いたいような曲があったかもしれません。

そんなに広範囲にわたって10曲も書いている人が続出したら
これを開票した先生は、あまりのまとまりのなさに途方に暮れるかもしれないと
皆で笑って話していました。
(実際には先生にもかなり曲に対する希望や趣味がありそうなので、
 なにも決まらなかったり、絞られなかったりすることはなさそうです。)

でも、合唱とは不思議なものでメロディだけならあまり好みでもない曲も
編曲がいいと、これは合わせて歌いたいと思うような曲に変身します。
今日はじめて合わせた「海はまねく」もそうです。

「海はまねく」は別の訳詞で邦題「海に来たれ」などとも言いますが、
有名なナポリ民謡です。(Vieni sul Mar!)
別に特にこのメロディーは好きでも嫌いでもないんですが、
訳詞も今回のものより、もっと古文調のものの方が聞きなれていますが
この小林秀夫の編曲はすばらしいです。
単純な曲で編曲も簡素なのですが
音が重なったら、聞き知った曲の別の世界が広がります。

この曲も候補に入れておくんだった・・・と言っても先週にはわかりませんでした。

こういうのがあるので、単なる曲の好き嫌いと、
合唱で歌ったときの楽しさは必ずしも一致しないので
候補を揚げるということは難しい作業です。


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