フォーリアの日記
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| 2005年05月20日(金) |
国際電話が掛けられない |
今日は仕事でしたが、なかなか不思議な一日でした。 電車の中でやたらと足を踏まれたり、 昼食時に入った店に妙に5、6人のグループがたくさん来て、 それがほとんど喫煙席に行くので喫煙席には入れない人もいるのに禁煙席がガラガラだったなど。 (もともとの席数の配分は知りませんが、普段はだいたい混み具合均等のようです)
まあ、そんなことはいいとして今日の問題の出来事。
仕事に行くとまず、数日前から国際電話がつながらないとここ数日大騒ぎだそうで。 NTTにもKDDIにも電話して、いろいろ確認してもらったけれど 海外からはかかるけれど、どうやってもこちらから海外にかけられないという話。
KDDIの指示にしたがって、(マイラインの国際電話区分はKDDIのマイラインプラス) 010-・・・と掛けてみたり 122-001-010-・・・・と掛けてみたり (122はマイラインを一時解除するための番号) それでも全くかからない。 IP電話かもしれないということで(先生は知らないだろうけどIP電話ではありません。) 0000-010-・・・・と掛けてみても 0000-001-010・・・と掛けてみても かからない。 (いや、dionだから強制的にPSTNで掛けるための番号は本当は0009なんですが)
結局原因がわからず、インターネットの影響ではないかなどと本当に言われたか言われないか・・ 先生の話なので定かではありません。 IP電話を使っているならそのせいかもしれないと言われただけかもしれません。
掛けてみたという番号をメモした一覧を見ながら、 これだけやって掛からなければ理由がわからないと私も思いましたが とにかく試しに掛けてみることにしました。
インドの夫の電話番号をダイヤルすると、あっさりかかりました。 電話には出なかったけど、確かに呼び出し音はなっていました。 時差のため向こうは早朝なので寝ていたかもしれず、うるさかったらごめんなさい。
その後またちょっと先生の手が空いた時に、先ほど試したら掛かったといったら 今度は先生が目的のベルギーに掛けてみました。 すると「おかけになった電話番号は現在使われておりません。」のアナウンス。 今までもずっと掛からない時にそのアナウンスが流れていたと言います。 もしかして、単なる番号間違い? しかし、先生、何十回も掛けてかからないのだから毎回間違えているはずはないと言います。 その番号で今度は私が掛けてみました。 あっさり掛かりました。 やっぱり先生の掛け方が何かおかしいのでは?
問題が解決したのかたまたま掛かったのかわからないまま、他の仕事をしつつお昼になりました。 お昼時にやっぱり先生が変な掛けかたしているんじゃないかと話題にしていたら 歯科衛生士さんの1人が「先生、必ず最後に#を押しますよね?」と言い出しました。 #を押すと早く掛かるからだと言っていたそうです。
そういえば、先ほど目の前で掛けた時、番号を全部押し終わってから何かボタンを押したのは見ました。 しかし通話ボタンだと思ってあまり気に留めなかったのです。 しかし、受付の子機は充電器から取り上げただけでオフフックになる設定のようで 最後に通話ボタンは押していないはずと言うことです。 いつも必ず#を押すのでそのとき押したのも#だろうということです。
そのときもう1人の歯科衛生士さんが 「海外の電話番号の桁数は決まっていないんですか?」と言い出しました。 それを聞いて事態が見えてきました。
NTTのアナログ電話(非ISDN)では、電話番号はひとつひとつ次々に発信されて 送られてしまいます。 だから、国内の番号なら先頭から順に判別されてしまうので 最後の番号を押した時点で直ちにもうその番号で終わりだと識別され、 その後に何か変なボタンを押しても受け付けませんので問題にはなりません。 しかし、海外は桁がわからないので(そのせいかどうかは知りませんが) 電話番号の終わりは何秒間か何も押されないことで判別するのではないでしょうか。 それなのに電話番号に含まれない#を押せば、 ただちに「使われていない番号」という案内が流れるのもわかります。
#ボタンに関してはいろいろ検索しても正解と思えるような話はなく 電話会社がそういうボタンを番号の最後を判別するのに使っているとは思えませんでした。 強いて言えばISDNの場合ではないかとの仮説を立てました。
ISDNの場合にはターミナルアダプタがいったん全部の番号を受け取った後に発信するので TAが最後の番号かどうかを判別するのに何秒か(5秒くらい)待ちます。 その待ち時間を解除して、最後だと言うことを通知するのが#ボタンではないかと想像しました。
家に帰って昔歯医者で使っていたターミナルアダプタの解説書を見ると #ボタンを押すことで5秒の待ち時間なしに直ちに発信すると書いてありました。 なんだ、やっぱりTAの機能だったんだ。
きっと以前歯医者にISDNを引いていた時に 誰か(患者さん?)が「#ボタンを押すとすぐに発信する」と先生に教えたのでしょう。 ADSLを引くためにアナログ回線に戻しても、先生はそのままそれを信じて ずっと最後に#を押していたものと思われます。 国内に掛ける場合には、役に立たないながらも何も問題が起こらないので ずっとそれが問題だと気づかなかったのです。
ところで、もう一つ変なことが。 6月10日の生体システム実践研究会というものの勉強会に参加して話を聞いてきてくれないかと言うのです。 話を聞いてメモなどとって概要を伝えるのはかまいませんが・・・ でもこれも仕事のうちですか?なんだか不思議な話。
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