フォーリアの日記
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障子貼りは雨か雪のしとしと降る寒い日にやるべしという家訓(勝手に作成)を破って 曇りがちとはいえ、暖かめの乾燥した日にやったのが大失敗でした。
たった3枚2、3時間もあればできるだろうという予想を裏切って とてつもなく苦労してしまいました。
午前中にはマンションの配水管の掃除に各部屋人が入るというので 大がかりなことは始めませんでした。 始めたのは午後1時ごろ。夕方には終わるつもりでした。
しかし、カラカラに乾燥した障子紙は反ったり浮いたり丸まったり。 いつものようには行きません。 丈夫だといううたい文句で厚めの紙を買ってあったのもいけなかったかもしれません。
おまけに、この障子は桟の間隔が狭いので、糊を塗る時に真中に踏み込めません。 外側から手をのばして糊を塗り、反対側は障子の周りを半周してなどという 手の掛かることをしなければなりません。 真中あたりは届きにくいだけでなく、糊がついているかどうか見えにくい。 桟の数も多いかも。 糊を塗るだけでこんなに苦労するなんて。 すっかり腰が痛くなってしまいました。
紙がどうしても言うことを聞かないので、結局霧吹きを持ち出して 全面に霧を吹きつつ貼ることにしました。 雨の日なら霧吹きはいらないでしょう。 霧を吹かなかった1枚目はほとんどはがれてしまってボツに。
障子紙は4枚分と書いてあるので1枚ボツになっても足りるだろうと思ったら 3枚目の障子で足りなくなりました。4枚分ないじゃん。 ボツにしたはずの紙のいい部分を切り出して継ぎ足すことに。
そんなことをしてやり直しやり直ししているうちに (乾くのを待って別のことをしている間もあったけれども) 貼り終わったのが8時になってしまいました。 まったく、初めて障子を貼った20代の頃ならいざ知らず、 こんなに苦労したのは近年初めてです。
ほぼ乾いたので障子を戻したのが11時です。 乾かす間も、狭い家の中で障子が広がっているのは邪魔だったので やっと落ち着きました。
ああ疲れた。
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