フォーリアの日記
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2004年02月02日(月) 紅茶の話

先日から紅茶のことを書こうと思っていたのですが
スラスラかけるほど知識がないのでのばしのばしにしていました。

私は紅茶大好きなのですが、むずかしいことはわかりません。
たいていは、買ってきた中からこれはおいしい、といって飲むだけです。

紅茶の話は詳しく調べ出すとむずかしく、今そんなに凝るつもりもないのですが
何も調べないとまったくわからないのでちょっと調べてみました。
それを交えて大雑把な話をしてみます。

紅茶には葉が新芽か若芽かなどによって等級があり
フラワリー・オレンジ・ペコ(FOP)、オレンジ・ペコ(OP)、
ペコ(P)、ペコ・スーチョン(PS)
などと別れています。

また、仕上がりの葉の大きさによって
ブロークン、ファニング、ダスト
などと分類されます。

詳しくはこちらを見てください。
http://www.kataoka.com/library/tea/class.html

セイロンティーには産地の工場の標高によって分けられ
ハイグロウンティー(1200m以上)
ミディアムグロウンティー(600mから1200m)
ローグロウンティ(600m以下)
それぞれ特徴があります。

http://www.noritake.co.jp/shopping/tea-garden/vol05.html
http://www.noritake.co.jp/shopping/tea-garden/vol06.html

ディンブラ、ヌワラエリヤ、ウヴァなどはハイグロウンティーで
セットになっている中にもよく入っているのですが
どれがどれだかわからないうちに飲んでしまっています。
これらは、どれもおいしいと言う印象です。

今回、「キルコスワルド」というハイグロウンティーを買ってきました。
夫が言うには高級な事で有名なんだそうですが。(私は知らなかった)
これはちょっと苦味が強い感じがします。
入れ方の問題もあるかもしれません。

「キルワナガンガ」というローグロウンティーも買ってきたのですが
こちらはまだ飲んでいません。

アールグレイとかイングリッシュブレックファストという名で売られているのは
ブレンドディーです。
イギリス植民地でしたから、イギリスで飲まれているような(たぶん)ブレンドがそのままあります。

夫が買ってきたアールグレイ、これはとてもおいしかったのでお勧めです。
アールグレイは中国宮廷で飲まれていたお茶を
イギリス公使グレイ伯爵2世(伯爵=Earl)、のちの首相チャールズ・グレイが教わってきたそうです。
これはブレンドティーにベルガモットという柑橘系の香料を加えたものだそうで
とても強い(strong)お茶です。
もとになるブレンドは本来は中国茶だったのでしょうが
売られているもののベースになっているお茶はメーカーによってさまざまだそうです。

夫が買ってきたのはDILMAHというスリランカのメーカーで
セイロンティーのブレンドになっています。

スリランカで紅茶を買うとき気をつけなければならないのは
うっかりあんまり安いお茶を買うと、非常に細かいのです。
味はおいしいのですが、あっという間に出きって濃くなってしまいます。
日本では安物の紅茶を買ってもここまで細かいことはまずありません。
日本の安い紅茶は、細かくないがおいしくないというタイプなので
安いお茶のイメージがだいぶ違います。


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