フォーリアの日記
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友人と電話で話した時、面白い・・というか妙に納得する話を聞きました。
その友人は前に住んでいたところの歌仲間なので 先生に着いて歌を習っている共通の知人があるのですが、 発表会でその知人の歌を聞いた時の話です。
ヴィヴァルディの「私はジャスミンの花」という歌を歌ったそうなのですが 友人はそれを聞いて何も感じられなかったと言うのです。 でも、ただ機械的に歌ったので何も表現できなかったと言うのとちょっと違うと言うのです。
それで、あとでその知人に話を聞いたそうです。 その歌はどんな歌だと思うか聞いたところ、 「ただジャスミンの花がそこに咲いているというだけの何もない歌」 と答えたそうです。 何もない歌だと思って何もなく歌ったのかと、友人は妙に納得したそうです。
その歌を私も友人も何もない歌とは感じないのですが その知人は実際そういう風に感じそうな人間なので妙に納得するのです。 なんとも面白い話です。
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