フォーリアの日記
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2001年12月16日(日) N響アワー

娘の同級生が「N響アワー」のファンだと言う。
面接で「よく見るテレビ番組は?」と聞かれたら「N響アワー」と答えていいのだろうか、と迷っていたらしい。
「いいじゃん、堂々と答えれば。」と私は無責任発言。

その同級生が、娘のクラスの担任がN響のクラリネット奏者の誰かと似ていると言っているらしい。
「そんな人いる?」と娘が聞く。
思い当たるふしがないでもない。
「横○さんかなあ。」
あまり顔が似てるとは思わないけど、雰囲気とか髪型とか似てないでもない。
実はその担任の先生は服装とか髪型の雰囲気が夫に似ている。
ややこしいな。一段階経ると似てない。

その横○さん、今はおじさんだが、昔はものすごくカッコよかった。

私が高校生のころ、地元の楽器店が講習会を開いていた。
その一環でクラリネットの講習を受けた。
講師は当時N響の浜中浩一先生、講習を受ける生徒は10人ぐらいだったか?
その浜中さんが「弟子です。」とお手伝いに連れてきたのが横○さん。
当時まだ20代。
サラサラの髪を時々払いあげながらクラリネットを吹く姿に
もうドキドキ。
講習で何を習ったかって?あーー、覚えていない。

当時横○さんのいた何とかフィル(なんだっけ、よく知らないオーケストラ)の演奏会を聞きに行き、
トップ奏者を差し置いてサインをもらってきた。
今は立派なN響奏者。



でも、近頃のN響の木管は魅力がない。(音楽がだよ)
味も素っ気もなくただ吹いているように思える。
そのせいで、「N響アワー」もだんだん見なくなってきてしまった。
番組編成が変わって「N響アワー」と「芸術劇場」が同じ日曜日になってしまったせいもあるのだけど。
時々昔の演奏もやるが、それを見ると浜中さんはうまかったなと思う。
ほかの木管も含めて要になっている。

名指揮者に引っ張ってもらうと変わらないかなあ。
デュトワさんにはできなかったみたいだ。

今日のN響アワー後にちょっと追加。

準メルクルいい!


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