すっぴん



■■ 空飛ぶ鼻汁 ■■
2001年12月27日(木)

昼休みに起きた出来事だった。

『ぶえーーーーーーーーーーっくしょい!!』
ピューーーー...ポタッ

山田さんでっかいくしゃみをした。
そして、何かが私の方へ飛んできた。
ハッとして山田さんの方を見ると、こちらを向き口を押さえた形になっていた。

口を押さえているのに飛んできた物...もしかしてもしかすると鼻水?
山田さんの鼻汁が私の机に飛んだ?

いやぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーー!!
慌ててその飛んできたブツを探した。
無いっ!無いっ!無い!無い!無いっ!!!どこにも無ーーーぁい!!
『山田さん、今鼻から何か飛ばしました?』
『えっ、いや..まっさかーぁ!そこまで飛ばないでしょ。』
『だって今飛んできたもん!今そっちから何かが飛んできたもん!山田さんっ!!もう、嫌ぁ〜』
(周りの人、クスクス笑う)

どこを探しても見つからない
もしかしたらイチゴ牛乳に入っちゃったのかも?
もしかしたらお茶に入っちゃったのかも?
もしかしたらパスタに入った?
いやーーーーーーーーーぁぁぁ!嫌嫌嫌!!

ひとまず、山田さんのブツが入っているかもしれない牛乳やお茶、パスタ、コーヒーカップを捨てに行った。
廊下を歩いている最中、山田さんのブツを想像してしまいくエづいた。
部屋に入ると、山田さんの顔が見えた。
又、「あぁ、あの人のブツが....」そう思うと一層気持ちが悪くなり、又エづく私
『ウェーーーウェーーー』
そんな私を見、ワハワハ笑うデリカシーのい山田さん

『駄目だ。私山田さんの顔を見るだけで気持ちが悪くなってきた。ウェーウェー』 一人ウエウエやっていると、近くにいたNさんまでも気持ちが悪くなってしまったらしく、『山田さん!笑っている場合じゃない!』と言い残し、彼女もトイレに駆け込んだ。

恐るべし山田
もう、顔も見たくない


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