酸性

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2002年12月24日(火) 明けない夜

本当は近所の寿司屋に行く予定が、休みだということで夫が日系スーパーで刺身盛り合わせを買ってきてくれたので、手巻き寿司というイブにふさわしい食事となりました。

食べた後、夫が借りてきてくれた「ガキの使いやあらへんで」と「天使の涙」を見ました。「ガキ〜」はもう私の定番、この番組がなくなったらどうやって生きていこうって感じ。まぁそれはいいとして。

「天使〜」ですが、夫は映画に全然詳しくなくて(私も最近は無知子ですけど)、これは前回一緒に見た「恋する惑星」が面白かったし、私も大好きだ大好きだ大好き好き好きと騒いでいたので借りてきてくれたみたいです。

もうこの映画も好きだーーーーーーー!!!好きだじゃ言い表わせない。ビヨンドフェイバリット。

途中明かりを消して見ました。

ろすにいる事を意識したくなかった
20歳そこそこの私にタイムトリップした
映画の中に自分がいた
でてくる人みたいな私じゃないけど、でもいた
すごくドキドキして、泣きたくなった
私はまだ終わっちゃいないと思った
映画の中の明けない夜のように
愛と暴力と笑いとアルコールで満たされた真夜中の街のように

えーなんだか詩っぽいですが、そんな気持ち。「恋する惑星」も「天使の涙」も最近見た映画なのに、公開された頃の私と、私を取り巻くもの達に出会えた映画でした。この歳になっても映画に心をまるごと奪われたり出来るんだと、すごく嬉しい発見でしたね。とにかくウォンカーウァイのこの2つ映画達は自分にとって特別なものであり続ける気がします。50年後の私にも見て欲しい。


みこちん |mailhomepagebbsセンリューゴージャン!

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