梅雨が懐かしい、とは思わない。

2004年06月27日(日)

ええとぼくは京都府出身なのですが、
なんつうんでしょう、郷土愛、つうかーその、「京都出身のぼく」とゆう意識が殆どありません。
地元の名産はお茶と筍だったのですが、お茶はいいとして筍は「苦手」ですし、京都っぽい喋り方がどういうものか知りませんし、そもそも大学のときの友人とかの相当近しい人とでないと関西弁そのものが出てきません。
祇園祭には行った記憶がないですし、札幌で人と話してて一番困るのが「薄味が好きなんでしょ?」と訊かれることで、どちらかというと食べること自体に興味が薄いです。臭くて不味いもの以外ならよい。

去年だか一昨年だか実家に帰った折、父ちゃんと異常に長時間二人きりになったことがあり(at東名高速)、
「お前はむりやり群馬に行ったかと思うと
 今度は相談もせずに札幌に行くし、
 地元に愛着とかないのか?」
と言われまして、そのとき上記のことと共に、
「でも父ちゃんも母ちゃんも「京都が地元」感て無いでしょ?」
と問うてみたところ、
「ああ、言われてみればな。あんまりないな。」
との返答でした。
父ちゃんの生まれは島根で母ちゃんは広島です。京都には父ちゃんのお仕事の関係で(転勤とかではなくて新卒で配属)来ただけで、まさに縁もゆかりもなく定住。あ、父ちゃんと母ちゃんがいっしょになったのは京都に来てからです。まあそれはいいんだけど。
しかしながらぼくが生まれたところは京都であり、間違いなく縁もゆかりもある土地なはずで、愛着その他の意識がないのを両親のせいにするのは乱暴過ぎるのですが、山鉾巡行で氏子を務めるような子に比べれば、そういゆう要素は希薄だったかも知れません。
まあなんか家のある場所は当時はベッドタウン的な新興住宅地だったしね。
伝統と歴史には超無縁。

と、そんな土地柄とかを述べる以前に、ほぼしがらみなくその土地を離れられるのは、ぼくに「友達を作る能力」が圧倒的に欠落していたのが主たる原因なのですが、まあそれはもう仕方ないですね。今そうゆう能力が身についてたら「もっと早くこうなってればなー」とか思えるでしょうけど今もないしね。
あと札幌もよいです。よいところです。群馬もよかった。根拠は無し。

最近天気がよくて暑いなーと思ったら、京都はもっとべらぼうに暑いんだろうなーと思えたので、こんな日記。


夏が来るぜ。インターネットの季節だ。