ラヴアンド登別。

2002年01月04日(金)

昨日はちっこい子とちょっと遠くの方までお出かけしました。
ちっこい子が1年以上前から「登別に行きたい」と
うつろな目で呟いていたのでいよいよ怖くなって行ってきました。
登別。
北海道を代表する温泉街。
ですが今回のメインは「くま牧場」です。
繰り返しですが行きたいと言ったのはちっこい子です。
どうやら夏場やたらと流れてたクマ牧場のテレビCMにヤられた模様。
やれやれだぜ。
社会人のわりにお金の無い我々はもちろん鈍行でゴー。
1時間58分のうち1時間は喧嘩をしてたので退屈はしませんでした。

札幌→千歳→苫小牧→登別とJRに揺られてガタンゴトンだったんですけど
苫小牧から登別までの一連の景色が俺の気持ちをいつか重傷にした。
歩いてる人が1人も見当たりません。
たまに賑わってるなと思うとほぼ100%パチンコ屋。
乗り捨てられたバスが不自然に多い。
そんなバイオハザードな景色も登別が近づくと
やおら活気づいてきました。
ぼくが来たとゆうことで。
登別駅に着くと改札付近でクマがお出迎え。
「またがって下さい」という注意書きにカウンターなショックを受ける。
オオーちっこい子が既にまたがっている。

駅からさらにバスにのって温泉街へ。
そこからまたさらにロープウェイでクマ山に向かいます。
ロープウェイの高さに思う様はしゃいでクマ山到着。
クマはそこらじゅうに放し飼いなのかと思ったら違った。
第1クマ牧場と第2クマ牧場があってどう違うのか分からないんですけど、
ちっこい子は何時の間にクマのエサ買ってんのさ。
くまさん達はコロッセオみたいな空間に沢山いて、
我々霊長類は上からまず匂いにやられるという構図です。
なおかつエサを投げ入れる。
くまさん達は人が近づくと
エサを貰いたいがために特殊な動きをします。
片手を高く挙げる、というのが一般的ですが
拝むとか立ち上がるとかもします。
あとワイングラスを回す。
で、当たり前にエサの取り合いになって喧嘩になったりするんですが
それを見たちっこい子がわりと悲しそうな顔をするので
僕は取り合いにならないように十分に手前のクマの興味を引き付けた挙げ句
誰も取りに行けないところまで超遠投したらちっこい子は本気で怒った。
なぜか分かりません。

あとクマ博物館などという施設もあるので
暖房の前で暖まったり暖房の前で暖まったりしてました。
中にまたクマの剥製があったので鑑賞してたら職員らしいおじさんが
「あ、それ乗っかってもいいよ。
 女の子は特に乗っかりたがるからな。」
とか面白いことをぬかすのでワンパン喰らわせてる間に
ちっこい子はまんまと乗っかってた。

記念に登別温泉の入浴剤を買ってくれましたが硫黄くさっ。