武ニュースDiary


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2017年02月15日(水) 「侠隠」本決まりか

新年のご挨拶もしておりませんでした!
1月は9日に台北で「摆渡人」を見ました。
1回しか見ていないし、字幕を読み切れず、
完全な理解には程遠いですが(しかも北京語と広東語が完全にちゃんぽん!)、
画面がきれいで、温かいお話で、
楽しく笑えて(観客はほとんど若い人でしたが、声をあげて笑っていました)
良かったと思います。

金城武は完全にコメディのキャラクターで、
現実離れした純情な男を演じていますが、
わざとらしさがなく、かわいいし、
特に若いときの長髪姿は、ほんとに若々しくてかっこいいです。
それと動きがとにかく切れが良くて、姿も良くて、
確かに年を取りましたし、それを取り繕ってもいませんが、
私は好きです。日本でぜひ公開してほしいものです。
大々的なのは無理としても、どこか中国ものに強い会社が
単館公開でいいから見せてくれないかな……。

中国大陸ではもう映画のDVDは作らないのでしょうか、
「太平輪」も台湾でしか発行されなかったし、
今回も、早くもネット上で公開です(会員登録は必要ですが)。
ちょっと寂しい。

さて、標題の話ですが、
姜文(チアン・ウェン)監督の新作「侠隠」出演はほぼ確実と見てよさそうです。
昨年秋、姜文の映画のスタッフや出演者の公募がネット上で行われたようで、
それにも金城武出演の映画とあったことから、
ファンは期待をふくらませていたのですが、
今日のニュースにチャン・イーモウと姜文、2人の大監督の新作に関する報道があり、
それにこの作品のことがありました。
関連の部分だけ訳出します。

文は「一歩之遥」の大コケの後、今年の目標を別の民国時代の物語に定めた。
すなわち、張北海の武侠小説『隠侠』で、
ある青年侠客が1936年に師の仇を討つため帰国する話である。
自作の主役を演じるのが大好きな姜文だが、今回は脇役に回り、
主役には金城武に出演をオファー、姜文の夫人の周韻がヒロイン役を務める。
興味深いのは、今作にある大監督に俳優として出演を依頼したことだ。
侯孝賢(ホウ・シャオシエン)である。
交渉役は周韻で、侯監督の「黒衣の刺客(聶隠娘)」への出演を終えた後、
依頼をしたとのことだ。
この作品は既に昨年末、ひそかに撮影が開始されているという。
(2017.2.15 新文化報)

右下の検索窓から「侠隠」で記事検索していただけるとわかりますが、
私がこの映画の話を最初に書いたのは2008年のことです。
もう9年(昨年クランクインしてるとすると、8年)も経ってるんですね〜。

もう1本、「摆渡人」の後に出演した「男人手冊」は、
原作者によると、今年前半公開予定と今のところは決まっている
(確定ではない)とのこと。



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