武ニュースDiary


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2014年03月15日(土) ウー監督インタビュー訳

ずいぶん時間が経ってしまいましたが、先日のウー監督の
インタビュー談話、冒頭と金城武に関する部分だけ、全訳を置いておきます。



ジョン・ウー 非常に大がかりだし、特殊撮影も多いから、
去年の7月から撮っていて、多分5月までかかると思います。

――今年公開ですか?

ウー 今年公開します。年末公開のつもりです。

――今年は「帰来」(チャン・イーモウ)や姜文の「一歩之遥」など、
いっせいに大作回帰ですから、プレッシャーが特に大きいのでは?


ウー プレッシャーは誰にもあるものだと思いますよ。みんなある。
しかし、それぞれ能力があるから、みんないいものができると思います。

――監督、今回の金城武の演技はどうですか?

ウー 非常にいいです。

――これまでと違いますか?

ウー もっと魅力的になりました。
落ち着いたゆとりあるの演技というだけでなく、風格がある。
スクリーンで見たら、きっと、おおっと思いますよ。
というのも、今回は非常に彼に合った役なんです。
彼がずっと希望していた、夢にまで見たような役で、
何と言うのかな、感情豊かで、だが非常に辛い悔しい思いを抱えていて、
運命に翻弄される人間です。でも彼は生き抜く。
金城武は、この人物の愛と、スマートさとを見事に演じ切りました。

――今、彼がずっとやりたがっていたような役とおっしゃいましたが、
すると、監督が彼にオファーをしたのですか、
それとも彼のほうからやりたいと言ってきたのですか?


ウー どちらでもあります。
この役には初めは違うキャスティングを考えていたのですが、
その後、出演者でスケジュールがとれなくなった人たちが出て、
それで金城武に当たったんです。
彼は脚本を読んで大変気に入ってくれました。
なぜかというと、台湾の青年の話なので、自分の思いをこめられる。
だから彼はやりたかったんです。

――彼はすごく痩せましたね。自分で演技のために痩せたんでしょうか、
それとも監督がそうしてほしいと言ったのですか?


ウー 彼は映画のために痩せたんだと思いますね。
とても努力家で、真剣に取り組む俳優ですから。
あるタイプの人物像を作り上げなければならないなら、
彼は、まるでそういう人物みたいになれる。
風格があり、風采のいい、同時に憂いを持った役を演じるときには、
あまり太っていてはいけないよね。


公開は年末ですか。
この進行具合だと、国慶節あたりは難しそうだなと思いましたが。
でも、海外で見たいなら、混雑する10月よりは年末のほうがいいのかも。



    BBS   ネタバレDiary  16:20  


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