武ニュースDiary

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| 2011年08月03日(水) |
雑誌記事(時報週刊)●アルマーニ新作●新聞記事(中国時報) |
少しずつ、雑誌や新聞記事を後追いしていきます。
ピーター・チャン、金城武を評する 超かっこいいが、極めて自信がない
名監督ピーター・チャンは、「如果・愛(ウィンター・ソング)」「投名状(ウォーロード)」「武侠」と、 金城武と続けて一緒に仕事をしている。 彼が見る金城武は、中国語芸能界で最も出演料が高く、 最もミステリアスな二枚目男性スターでありながら、 極めて自信がなく、自分自身に懐疑的になりたがる。 しかし、金城武は「武侠」で役を演じるために、少なからぬそのキャラクターを変化させ、 もうそんなに強情ではなくなった。 最近の彼の発言が変化し続けていることを裏付けるかのようだ。
ピーター・チャンが2005年に金城武を起用してミュージカル恋愛映画「如果・愛」を撮って以後、 彼の監督する映画には、必ず金城武の姿がある。 2人のコラボはもう6年、以心伝心であり、ハリウッドの名監督マーティン・スコセッシが レオナルド・ディカプリオをよく使うのに似ている。 ピーター・チャンは笑って言う。 「レオナルドは他の映画にも出ているでしょう。 金城武は『赤壁』の他は、ほとんど僕の映画ばかりだ。 『赤壁』は、あまり考えるな、脚本を読まなくてもやるべきだと彼に言ったんですよ」
金城武はその美しい顔立ちでたちまち人気を博し、 10数年にわたって中国人映画界で一定の地位を占めている。 その生活はひっそりとしてミステリアスであり、 ファンが長年最も好奇の目を注ぎ、最も憧れてきたスーパーアイドルだ。 彼はかつて、自信を持てないでいると告白したことがあるが、 ピーター・チャンの目に映る金城武は、確かに極度の自信欠乏症だ。 だが、この特質が彼をスーパースターにしてもいるのである。
「男は、ハンサムすぎる男は好きになれないものです。 攻撃性がありすぎると感じるのです。 金城武は、現在、最もハンサムな男性スターで、 女性に好かれますが、男からも嫌われません。 彼には一種、自信のなさが強く感じられ、かっこよさで自分をアピールしようということがなく、 逆にある種のもろさ、哀れさがあり、複雑さに満ちているからです」
彼へのオファーは一仕事
ピーター・チャンは、金城武はハンサムであるだけでなく、 声が容貌よりもさらに魅力的だと考えており、 3作品で金城武の声でナレーションを入れることに決めた。 金城武の出演作は多くないが、なぜピーター・チャンの映画を選ぶのだろう? 答えは、ピーター・チャンが、金城武にオファーした他の誰よりも、辛抱強く待つことができるからである。 ピーター・チャンは、金城武が出演をOKするには、必ず疑問のプロセスがあり、 じっとそれに耐えることができて初めて、出演をかちとることができると明かした。 「まず、彼はぼくに、どうしてこの映画を撮るのかと聞いてきます。 もし、撮らないように言いくるめられれば、自動的に彼は出演しなくていいですからね。 それが不首尾に終わると、なぜ自分を使うのかとまた聞いてきます。 この点でもぼくを言い負かせないとなると、こう言うんですよ、 『誰かできる人がいないか考えてあげますね』」
金城武はピーター・チャンと3本の映画で一緒に仕事をしているが、 毎回、このような疲れるプロセスが繰り返される。 ピーター・チャンは、「頑として続けるという点ではぼくのほうが上手なんですよ。 他の人たちより、また金城武よりも、もっと辛抱強く、もっと耐えることができるからね」
彼が「投名状」の準備を進めていた当初、 もともとの計画では金城武が主役をやることになっていた。 ところが、歴史映画としての製作企画になるにつれ、主役はジェット・リーに変わった。 だが、彼はそれでも金城武を末弟役に強くオファーし、脚本を変更したばかりでなく、 金城武と話をするためにわざわざ日本に飛んで、誠意を示した。 「彼は、銀座で、ぼくが今まで食べた中で一番おいしい刺身をごちそうしてくれたけれど、 ぼくは、もうだめだ、と感じました。 ところが、思いがけないことに、香港に帰ったら、 彼のマネジャーからの出演OKの電話がかかってきたんですよ」 望外の喜びだった。
飛躍をとげ、方言で演技
そして金城武は今回「武侠」の偏執的な刑事役を引き受けたのだが、 心の中では未だに不確かな気持ちでいっぱいだった。 ピーター・チャンはこう話す。 「クランクインした週は、彼は毎日ぼくと脚本について話をしていて、 もうやめたいなんて、言ったりもしていた」 劇中の役に彼は確信を持てず、どう解釈したらよいかわからなかったので、 自己懐疑の症状はさらに重くなっていた。 だが、この役には思いがけない魔力があったのか、金城武はそれまでのやり方を改め、 自分から台詞を方言に換えたいと言ってきた。 「彼はあんなに自己防衛心が強く、完璧を求める人で、 前はぼくが提案してもうなずかなかった。 うまくできないことを恐れていたんです。 それが発音が正確にならないことを恐れず、自分から方言を話そうとしたのは、 全く予想外のことでしたね。 この役は彼の芸能キャリアでの大きな飛躍と言っていい」
ピーター・チャンは、金城武の演技における最大の障害は、 とらわれすぎ閉じこもる性格だとはっきり言う。 ところが、「武侠」での役が、彼を大胆に演技させることになった。 あるシーンで、彼は捜査のため、 ドニー・イェンとタン・ウェイの家に来て食事をごちそうになる。ピーター・チャンは彼に、イメージを破り、 自分の論理だけで突っ走るチャウ・シンチーをモデルに演技するよう求めた。 他の人間のことはかまわずに、ドニー・イェンから片時も眼を放さず、 自分の世界に浸っているようにさせたのである。 また、もう1つ、狂ったように鎌を振り上げてドニー・イェンに斬りかかる演技は、 ピーター・チャンのパートナーである喜劇の女王サンンドラ・ンを大笑いさせた。 「金城武は、この刑事と同じようにこだわりの強い人ですが、しかしとても礼儀正しい。 彼にこんな演技をさせることで、本当に心を開いてもらえたらOKです」
これらの演技にピーター・チャンは、彼の非常に大きな変化を認めた。 「たくさんの表情や動きが、どれも以前にはなかったものなんです。 役は時に、人を真に変えてしまうことがある。 ぼくは運がよかったのかもしれない。 ちょうど彼自身も変わりたいと思っている時にぶつかったんです」
噂に影響されず、少しも変わらない
普段の金城武にも変化は表れている。 カンヌ映画祭で、長年ささやかれてきた結婚の噂についてはっきりと説明し、 独身であると強調しただけではない。 最近、「ギフト女性」「日本女性」果ては「金城姓の女性」の噂が登場し、 従来のミステリアスな生活は、絶えずマスコミによって、 あれこれの手がかりからベールをはがされようとしている。 しかし、彼は全くそれに影響されることなく、ひたすら否定し、 いっそう軽やかに大陸でプロモーション活動を行なっている。 ピーター・チャンも、彼は全然噂に影響されていないと感じている。
ピーター・チャンは、金城武とは仕事の話をするのでなく、 友人でいるほうがずっと気楽だとj笑う。 だが、それには受け入れがたい欠点があるのだそうだ。 「彼と一緒にはどこにも行けない。ぼくの家か彼の家に行くかで、 外には出ないでいるしかない。大いにつまらない」 映画のプロモーション中に、暇を見つけて外においしいものを食べに行きたくても、 金城武が外に出たときの騒ぎに思い至ると、 ホテルで食べるしかなくなり、楽しみは大きく減ってしまうのである。
ピーター・チャンは、金城武をよく使う他、 今は台湾出身のイーサン・ルアンも重用している。 イーサン・ルアンの可能性を非常に大きく見ているが、 一緒の仕事になる「血滴子」はなかなか進まず、延期され1年になろうとする。 が、ようやく今年の8月末に撮影開始されることになった。 「イーサン・ルアンを長く待たせてしまっていることはわかっています。 もし、彼でなければ、ぼくは製作をやめていたでしょう。 特別にアンドリュー・ラウを監督にし、ぼくはプロデュースをします。 これは中国語映画界で今後ともほぼ二度とないチームであると思う。 その結果が、彼に、待っただけのことはあったと思えるようであればいいと願っています」 (時報週刊1744期 2011.7.22〜7.28)
●アルマーニ新作 18:50
これは新しいのですよね?「秋冬大中華地区代言人」です。 こちらの微博でアップされています。 凱文_艾斯伯格
●新聞記事(中国時報) 23:20
台湾の記事です。中国時報の張士達さんですね。
ピーター・チャンと金城武は、「武侠」が3度めの一緒の仕事になる。 超オタクという男は、いったいどれくらいオタクなのだろうか? チャン監督は言う。 「ホテルにいてまで、3台のPCを使ってるくらいです。 彼に一緒に食事をしようと誘ったら断られたことがありましたが、 理由はオンラインでゲームをやる約束をしてあるからということでした。 それに、身なりにまったくかまわず、着る服はいつもきまった何着かだけ。 最近はエンポリオ・アルマーニばっかりで、それも提供されているからなんです」
心に自信、プロモーションもより肩の力が抜ける
金城武は最近、「武侠」の宣伝でますますリラックスしてきている。 固い口を開いて四川方言を一言二言しゃべってみせたり、 また恋愛についておおらかに話したりしているのだ。 チャン監督は、「彼はあまり自分のことを話さないんですよ。 今回はきっと、前より自信が持てるようになったんでしょう」
3度仕事をしているとはいえ、毎回、金城武が出演するかどうかはつかみきれない。 今回のように、初めは脚本さえ完成しておらず、 俳優は非常に不安な環境に身を置かねばならない。 だが、出来栄えは驚くほどで、姜文(ジャン・ウェン)が以前、 「投名状」では金城武が一番良い、それはただ1人、心で演じていたからだ、 と言ったことがあるほどである。 「でも、ずっとぼくは役立たずですよ、彼に受賞させてやれないんだから」 とチャン監督は残念がる。 ピーター・チャンによると、 「スターはみんなエゴが強くて、自分の聞きたいことしか耳に入りません。 相手が自身の話をするや、もう耳を傾けたくないんですよ。 ところが金城武は自分のことは話さない。 彼は性格俳優で、内面に蓄積されたものが大変多いですよ」
サンドラ・ンへの求婚は、不首尾続き
「武侠」で金城武は、周りは目に入らない変わり者というやり方を試みた。 チャン監督の分析によれば、「これはまさにチャウ・シンチーです。 この世界では完全に他の人間のことは頭になく、他人が何を考えているかなんかどうでもいい。 喜劇は実はすべて悲劇なんですよ、主役の欠点を描いてお話を作るわけですから。 子どもの頃から不細工な人間は人の注意を引き、笑いを誘う。 ぼくのそばにいますよ、喜劇役者(サンドラ・ン)が」
彼によると、サンドラ・ンとは既にすっかり夫婦の暮らしをしているにもかかわらず、 「今、結婚しようとしないのは、彼女の方なんです。 プロポーズだって何度もしましたけど、いつも断られてます。 彼女はMs.ンでありたくて、男の附属品にはなりたくないのです」
彼は金城武を重用し、今まさに、「投名状」より規模の大きな新作時代劇を準備中だ。 「100%金城武の映画です。台湾の要素がたくさんあります」 「グリーン・デスティニー」の脚本家、王�瀘茲�執筆し、金城武はもう1人の男優と父子を演じる。 父親役はまだ決まっていない。 もう1本準備中の龍応台原作『大江大海1949』については「まだ楽観はできないが、 実現させたい」と率直に認めた。 (中国時報 2011.7.23)
*元記事は、なぜかリンクが張れないので、中国時報のサイトで検索してください。
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