武ニュースDiary


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2010年05月07日(金) ニュースにちょこっと●「チャイナ・ドラゴン」の頃

もうDolphinさんがご紹介してくれていましたが、
ニュースがないので、ここにも。
ま、あまり期待していませんから、大々的な宣伝があってもなくても、
少なくともテレビCMは放映されるでしょうし、それで十分です。
この書き方だと、まだオープンにできない段階?(看板出てるけどね)
休暇の終わりについても、悟り状態です♪



金城武、某飲料のイメージキャラクターに
控え目路線堅持で表に現われたがらず


金城武はまもなく、ある有名飲料品ブランドと契約し、
そのイメージキャラクターを務めるという。
だが、他の芸能人がCM契約をするとなると、派手にやるのと違い、
金城武は依然として本来の控え目な態度を崩さず、大量露出や大がかりな宣伝攻勢を好まない。

少し前、主演の映画「変相黒侠(K-20 怪人二十面相・伝)」が大陸で公開されたが、
この映画には彼のアクションシーンがたくさんあり、
監督のジョン・ウーがそのアクションの優秀さを称賛したほどだった。
マネジャーは最近、金城武はアクション俳優の方向には決して進まない、
よい脚本がありさえすれば選んだ上で出演するが、目下はまだ休暇の状態である、と明かしている。
(網易娯楽 2010.5.6)



●「チャイナ・ドラゴン」の頃  23:30

これもKIMIKOさんが発掘してくださった台湾のテレビの話。
蔡康永と小Sの「康熙来了」の1コーナーに朱延平監督と「チャイナ・ドラゴン」の主演女優・葉全真がゲスト出演しています。
多分当時の思い出がいろいろ話されて、金城武の話になったところから――。



  


蔡康永 監督、なぜ葉全真に金城武とコメディをやらせたんですか?
金城武は(コメディには)あまり合わないように見えますけど。

小S そうですよ。

朱延平 私はね、金城武は実は「チャイナ・ドラゴン」に出てから吹っ切れたと思うんだ。
彼はその前は10大面長の1人だっただろう、
四小天王だけど、一番表情が乏しくて、見かけも割に老けているし、だから……

小S (叫ぶ)すごくかっこいいじゃないですか〜!

朱 昔の話。四小天王のなかでは、ギャラが一番安かったんだよ。
簡単に言うとね、ジミー・リンはそのころには900万香港元になっていたが、
金城武はまだ30万台湾元だった。それで彼と6本映画を撮る契約をしたんだよ。
だが、彼にはこう言った、アイドルを……彼本人はかなり可笑しな人間だからね、
だからアイドルの顔をはぎ取れば、束縛のないのびのびした状態になれる。
さもないと、彼が出演したあの「報告班長3」で、
ジミー・リンと一緒に出て、空気にされてしまったようなことになる。
ジミー・リンは生き生きして愉快だ、君は無表情のままでそこにいる。
耐えられないだろう、と言ったんだ。
そこで彼を説得して、最初に撮ったシーンが、
今見た、爆発で全身よれよれになる、あれだったんだよ。
彼は事実、あのときから、生き生きした演技になったと思うね。

小S 彼はそのときから気が触れちゃったに違いないと思うわ(笑)。

朱 気が触れた……そう、そう、気が触れるというのはいい演技ができるということだよ。

小S 俺の人生は終わった(笑)。

蔡 それで葉全真は、その金城武と共演していた時、
2人でおしゃべりなんかしたんですか?

葉 ほんの少しだけ。話はしたけど、少しです。だって、彼は変わっているから。

小S 撮影の合間は、隣でずっと自分のことをしてるんでしょう?

葉 ゲームをね。ずっとゲームしていたわ。

蔡 彼と話をしたいと思わなかった?

葉 別によかったんです。というのは……遊ぶ相手は大勢いたから。
この2人の子役もすごく可愛いし。彼だけじゃなかったんですよ。
それと、彼は変わっていたので、
そのときはあえて近づこうとはしなかったというのもあります。

小S それで、彼のことを好きになったりとか
なんとかということは全然なかったのね?

葉 彼はあのころはまだ今みたいに、
四方に光を発散しているような感じじゃなかったんですよ。
それで、この人はすごく変わっているなと感じて、
何を考えているかわからないし、あまり近づこうとはしなかったんです。


ちょっと意外なのは、朱延平監督との仕事は、「恋する惑星」の後から始まっているってことです。
デビュー作が例の「ワンダーガールズ2」、次に「香港犯罪ファイル」、そして「恋する惑星」が来て、
この撮影終了と踵を接して「報告班長3」の撮影に入ります。
(2005年7月17日の項の冒頭参照)
朱監督との初仕事「中国龍」はその後なんですよね。

そういうことと、「恋する惑星」「天使の涙」のカメラマン、クリストファー・ドイルが
著書『Angel Talk』で語っていたこと、ちょっと長いけど引用すると――


「恋する惑星」の撮影終了から「天使の涙」の撮影開始までには、すこし間があった。
タケシが一人前の「役者」になったのは、この仕切り直しのときだ。
以前の彼は、さほど特徴のない美青年だった。「ディーヴァ」の感じもちょっと……
そのころ印象をたずねられたら、私はそう答えていたかもしれない。
つまり、あのころのタケシは「迷える」アイドルだった。
どうすればいちばん手っとりばやかう絵になるか、
どうすればいちばんハンサムに映るか――そんなことを手探りしているアイドル。
だが、私は今度のタケシを見てびっくりした。
役者とは、「自分のイメージ」を守ったり「自分自身」をかばったりする存在ではなく、
自分を他人に「明け渡す」存在だ――その秘密を、彼はつかんでいた。
演技の核は「真実」にあり、映画づくりの核は「信頼」にある――
彼はどこかでこの事実に気づいたのだろう。


この翻訳は本当に上手ですね(芝山幹郎)。読むたびに感心してしまいます。
それはさておき、ドイルの言う武の根本的な変化、
それは「恋する惑星」から「天使の涙」の間の朱監督との仕事の期間に培われたのだとしたら、
ともすると「金城武の無駄遣い」とも見られがちな朱作品ですが、決してそうではなかったのかも。

「報告班長3」の後、「天使の涙」までに出演した作品は、たぶんこんな具合です。
「人魚伝説」「スクール・デイズ」「チャイナ・ドラゴン」(朱延平)、
「死角都市香港」「トラブルメーカー」(朱延平)



BBS   ネタバレDiary   11:20


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