武ニュースDiary


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2008年01月04日(金) U Magazin��

コメディがとてもやりたい

このところ、アクション映画出演が多く、
金城武は、しばらくはアクション映画はやりたくない、
文芸映画、ストーリーで見せる映画もやってみた、
今はコメディがすごくしてみたいと言う。
でも、あなたにユーモアがありますか? と、私がたずねるや、
彼とマネジャー、事務所のスタッフは、どっと吹き出した。
「アハハ、ぼくはないと思う」
マネジャーは、彼は実はすごくユーモラスだが、
何かおかしい話をして笑わせてやろうというのではなく、
ふだんいつもスタッフをからかっては大笑いしているんだと言った。

「こう言ったほうがいいですね、
コメディを見て笑うのはとても楽しいことだと思うし、
そしてコメディを演じるのはとても難しいと思っています。
泣かせるのは、簡単。世の中の悲しいことというのは大体どれも似ている。
でも人を笑わせるのは違います。
台湾のコメディを香港でやっても、香港の人はおかしさがわからない。
文化が違うから。
だから、コメディを撮るのは悲劇を撮るより絶対難しいと思います。
ただ、撮影中はとても楽しいですよ。
昔ぼくも商業映画を少しやりましたけど、やっているときはとても楽しかった」

特に好きなコメディ俳優やコメディ映画があるか聞いてみると、
すぐに答えが返ってきた。
「『ビッグ・リボウスキ』を見たことありますか?
コーエン兄弟の映画で、ほとんどボウリング場が舞台です。
これをぼくは7回見たんですけど、毎回大笑いしてしまうんです。
どこがおかしいシーンか、わかっているのに、いつも大笑いしてしまう。
ほんと、ばかみたい……」
金城武は言いながら、もう笑いをこらえられない。
コーエン兄弟の映画はもちろん見る価値があるということだ。


街をぶらぶらしたり、わいわい騒ぐのはきらい

今年のクリスマスは、アメリカと日本で仕事中だと金城武は言った。
今は東京に住み、時々、台北の母親や家族のもとに帰る。
東京で暮らすのは、台北で暮らすより金がかかるのではないですか?

「そんなことないですよ。あまり街に出かけないし。
買った服、着てないのがありますから。
仕事のときは、人が全部用意してくれます。
大陸に行ったら保温下着や保温パンツもね(笑)。
撮影が終わっても外に遊びに行かないから、買い物はほとんどしなくなりました。
買い物することもありますけど、コンピュータを買う。
全部家の中でできることです」

1日中部屋にこもってゲームをするとは、金城武は一番ハンサムな電車男か?
普通の人は東京に行くとみんなたくさん買い物をする。
金城武はこう提案した。
「いつ、バーゲンがあるかを先に調べておかなくちゃ」
あなたもバーゲンがいつか気をつけているんですか?
「そうですね。でもぼくはアメリカの方かな、アメリカは広いから、
人も東京ほど多くないし、忙しそうでもない。
ひまがあると、そこのアウトレットに行って、
ゆっくりウィンドウショッピングすることもあります。
でも、街を歩くのはとても疲れるので、いつもすぐに退散するけれど」

ネットショッピングはします?
「ネットで買うのは危なそうですね。
日本では今、ネット上にたくさん偽物が出されているそうです。
全部ブランド物のコピーの個人オークションです」
幸い、金城武は想像していたような、
霞を食って生きているような人間では、全然なかったのだった。


後記

映画会社の広報担当からは、事前に、
くれぐれも金城武にプライベートな質問をしないようにと言われていた。
しかし、引きこもってめったに外出しないで何をしているか聞くのは、
プライベートな質問になるのだろうか?
金城武はめったに週刊誌の取材を受けず、
受けても非常に用心深く臨むのだと思った。
ところが。
保温パンツの冗談を先に口にして、
なおかつ笑いをこらえられなかったのは、彼の方だったのだ!

自分にユーモアがあるかどうか尋ねると、
この質問がなぜだか彼の笑いのツボを押したらしい。
私達は彼の薦める「ビッグ・リボウスキ」を見ていなかったので、
彼は写真撮影のとき、サッとやってくると、ホテルの部屋をボウリング場に見立て、
1人2役で、映画の2人の太っちょがわいわいやる、
彼が一番面白がっているシーンを、
パントマイムのように演じて見せてくれたのである。

その後、自分でも体をよじり涙を流して笑ったので、
日系のメイクアップアーチストは
急いでティッシュを取り出して渡すのだった。
惜しいことに、写真はすべて事務所のチェックを受けなければ載せられないため、
これらの裏話の写真も、満面の笑顔のポートレートも、日の目を見なかった。
そう、縁がなかったのである。
これだけ言っておきたい。
クールな金城武はとてもかっこいい、
だが、心を開いて大笑いしている彼は、実はもっと人をとりこにすると。 (完)


メイクさんは、いつもの古久保さんではありません。
これで終わりですが、
後記にあたるところの香港経済日報の記事を追加。


無口で笑わないとみんなが思っている金城武が、
以前コメディをやりたいと言ったことがある。
彼に確かめると、コメディは少なくとも撮影が楽しいと認めた。
しかし、自分にはユーモアはないと、気恥ずかしそうに否定した。
事務所のスタッフはくすくす笑っており、なぜかと聞くとこう答えた。

「彼はすごくユーモアがありますよ。
だから自分にはないと言ったのが、おかしかったんです。
彼はとても面白いですし、わざと笑わせるようなのではないんです」
金城武はニコニコして何も言わない。
しばらく金城武のお笑いは見られないけれども、あるコメディを楽しませてくれた。

「その『ビッグ・リボウスキ』はコーエン兄弟の映画なんですが、
ぼくは7回見て、見るたびに大笑いしました。
どこがおかしいか知っているのに、いつも大笑いする、
ほんとにバカですね、論理的じゃないです」

金城武がインタビューの後、思い出し笑いをしていたと先に書いたけれど、
それは事実の半分である。
あとの半分は、彼が突然ノッて、
1人数役で「ビッグ・リボウスキ」の一幕を演じて再現して見せたこと。
身をよじって笑い、まるでいたずらっ子のようで、
実に最高のものを見た気分だった。


このインタビューは50分間もあったそうです。


 BBS  ネタバレDiary   3:40



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