武ニュースDiary

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| 2007年09月22日(土) |
ピーター・チャン語る(投名状) |
ピーター・チャンへのインタビューです。 やはり、元の話の形に近い記事の方が面白い。
ピーター・チャン独占インタビュー 「投名状」はとても激しい映画
昨日の午後、「投名状」の監督ピーター・チャンと配給会社が、 中影グループにおいて、 「論議を重ねた結果、『投名状』は、 今年のオスカー外国語映画賞エントリーをとりやめる」 と、正式に発表した。 その代わりに、来年秋、アメリカの2000の映画館で公開後、 2009年オスカー、15の各賞を狙う。 北京滞在中のピーター・チャンは会の後、すぐ、 本紙記者の電話インタビューに答えた。
オスカーエントリーを語る 犠牲にする価値がある
――4億元をかけた「投名状」は、良い興行成績をあげるという 厳しい試練に直面しているとおっしゃいましたが、 それなら今年オスカーを狙うことは、疑いなく非常に有力な宣伝材料になります。なぜ取りやめるんですか?
ピーター・チャン 「投名状」が今年のオスカー外国語映画賞審査に 参加しない理由は、いろいろあります。 まず、製作時期がまにあわないこと。 映画全体の編集はもう終わっていますが、部分的な特殊効果がまだ作業中ですし、 大事な音楽効果や生演奏もまだ準備がおわっていません。
もし、外国語映画賞エントリーの条件を満たすために、 9月30日までに上映しようとするなら、決して満足のゆく出来にはなりません。 また、「投名状」は来年秋にアメリカの2000の映画館で上映することが 一応決まっていたので、 2009年のオスカーの15の賞獲りに参加する条件を備えることになる。 ぼくらはやはり後者を選ぼうと。 映画に参加してくれた技術者や男女主演者たちもエントリーする機会があってほしい。
アクションシーンを語る まるまる2週間眠れなかった
――最近、深圳の大きな映画館では、毎回上映前に 必ず「投名状」の2分間予告編を上映しています。 息が出来ないほどのテンポの早さも、寒々とした寒色の画面も、大変衝撃的です。 これが本当に恋愛映画を得意とするピーター・チャンの手になるものなのでしょうか?
チャン そうです、ぼくの持ち味はこの映画で徹底的に変わりました。 こんなに長いこと映画を撮ってきたけど、結局、以前はミュージカルであれ、 ホラーであれ、常に同じタイプのものを描いてきた――愛です。 しかし、今回ははっきりと別物です。 戦場や官界における男たち、友人間に起こる衝突、矛盾、愛憎を描くことは、 とてもエキサイティングです。 それに武侠映画とは異なる特色を持った戦いのシーンを作り上げることは、 ぼくにとって、大きな挑戦でもありました。
――では、撮影中は、きっと特別な感慨があったでしょうね。
チャン その通りです。クランクインしてた初めの月には、 2週間まともに眠れなかったことがありました。 当時、脚本家は北京にいて、撮影班は門頭溝で撮影を行なっていたので、 行ったり来たりに車で約5時間かかったんです。 ぼくは、毎日昼間はロケ地で撮影をし、夜は徹夜で脚本家と脚本の検討をし、 車中で寝るだけで、熟睡も出来ませんでした。 しまいには病気になってしまい、香港に戻って治療したんです。 撮影版全体がぼくを待って2日間撮影を中止することになりました。
――精神的に緊張していたというのは、 4億という投資額がプレッシャーとして大きすぎたのか、 それとも戦争映画大作の撮影に自信が持てなかったからですか?
チャン 今考えてみると、どちらもありましたね。 ぼくは、普通のドラマに対しての掌握も表現も全然問題ないけれど、 アクションについては、あまり経験がないから、 自分が求めている物を具体的に表現することができない。
これまでの映画の武術やクンフーの場面とは違うものにしなければならなかったし、 武侠が空中を駆け回るようなファンタジーとも、一線を引かねばならない。 何度も話し合いながらやらねばなりませんでした。 武術指導のチン・シウトンはも非常に大変な思いをして協力してくれました。 さらに、俳優達が加わるたびに脚本上の調整があり、 撮影全体に対して非常に自信を持てなかったと言っていいと思う。 その上アクションシーンの組み立てもやらねばならなかったし。
初めの1ヶ月は、ぼくらは立つべき共通点を見出せず、 すり合わせに非常に苦労しました。 もし、小さい予算の映画だったら、 ぼくらもちょっと休んで考えることができたと思いますが、 こんなに大きな予算を投じた映画になると、1日撮影が止まるだけで、 いくら金が無駄になるかわからない。 幸い、数ヶ月という時間があったので、すべてがうまくかみあって、 非常に順調に行ったんです。
正月映画を語る プレッシャーの後の発散
――予告編には、アンディ・ラウとジェット・リー、金城武の3人の主人公が、 刀を振るって敵を倒すシーンや血だらけの殺戮がありました。 �狠砲蕕靴き畉酩覆鬚�期待できるだけに、心配もあります。 正月シーズンにこういう映画を見るのは、観客にとって重苦しいのではないですか?
チャン 「投名状」の色彩やイメージは、確かに以前の正月映画とは違っています。 �爐瓩任燭記瓩箸倭瓦�関係ない。 しかし、実は近年の正月シーズンに上映された中国映画の大作には、 めでたい感じのものはどんどん少なくなっているんです。 「夜宴」や「黄金甲」などは、みな悲劇で、どれも大変重たい。 2作品とも比較的誇張された色彩を使っています。
「投名状」は武侠映画ではなく、ストーリーも現実に近く、 作り事を楽しむタイプではないので、色彩も現実により近いのです。 が、映画全体の雰囲気は昂揚していて、 プレッシャーではなく、プレッシャーの後の激しい爆発と発散なんです。 「投名状」は非常に激しい映画です。 10月1日以降、7分間の予告編をネットや映画館で、 みなさんにいち早く見ていただきます。
――映画のテンポは最初から最後まで早いんですか? 刺激と緊張を感じるような?
チャン 前半はまあまあですが、あることがあって、30分後から 観客と一緒に走り始め、どんどん早くなって、非常に刺激があると言えます。 今の段階でラッシュを見た人はみんな、ぼくがどうしてこういう感じの映画を 撮ることができたのかと、びっくりしていますよ。
俳優を語る 予想外の収穫
――「投名状」の熱血男児たちの演技をどう評価していますか?
チャン 3人の主演男優の演技は、予想外の成果をもたらしてくれました。 撮影が終わる前には、どの監督だって、俳優達が一体どんな出来栄えになるか、 予想することはできない。 でも、彼ら3人の演技には、どれもびっくりしましたね。 アンディ・ラウは彼自身と全く違う人間を演じました。 ジェット・リーが演じた知識人は、ドラマ部分が多く、複雑な人間です。 金城武の難度が一番高かった。 映画で、彼はほとんどの時間、自分の感情を押し殺しているんです。 他の人間がみんな発散しているときでも、じっと押さえていなければならない。 最後の20分間になって、彼は崩壊し、ようやく全てを吐き出すのです。
――では、唯一の主演女優、シュー・ジンレイは?
チャン シュー・ジンレイは得がたい良い役者です。 役にぴったりで、ぼくらの仕事は火花の散るものになりました。 撮影中は一緒に役を研究し、役に広がりを持たせました。 自分を深く信じる役者だけが、あのように自由自在に 監督と一緒に創り上げていくことができるんです。 ぼくは、この映画への出演で全然緊張しないことは不可能だと思うけれど、 表面的には彼女はぼくにプレッシャーを感じさせなかった。
――同じ内地の女優と仕事をして、彼女とジョウ・シュンとはどう違いましたか?
チャン ジョウ・シュンの「如果・愛」での役は早くに決まっていたので、 彼女は自分でどう演じるかすっかり考えていました。 ぼくは、それをどう変えるかということをくり返し彼女と話しましたが、 彼女はOKした後でも、やはり自分のやり方にあわせて演じていました。 彼女の自信がそういうところに表れています。
でも、シュー・ジンレイは絶えず変わっていた。 こちらの要求するものを与えてくれることができ、 絶えず違うものを見せてくれました。素晴らしかったですよ。 (深圳晩報 2007.9.21)
BBS ネタバレDiary 3:30
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