武ニュースDiary

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数日前の香港のりんご日報に、 トー監督が俳優評を語った記事がありました。 面白いので、他の俳優の分も全部紹介します。
大監督が見た俳優達
ジョニー・トーは映画の魔術師と言ってよい。 いつもは目立たない俳優が、彼の手にかかると 変身してシーンをさらってしまう。 だから彼の映画に出たがる俳優は多い。 では、彼自身は一緒に仕事をしたことのある俳優達に対し、 どんな評価をしているのだろうか?
鄭秀文(サミー・チェン)はまず心の治療が必要
彼女の演技はリズム感があり、柔軟性が高い。 一緒に何作も仕事をしたが、どう演技するか教えたことはない。 彼女が自分を発揮できる空間をできるだけ作ってやっただけだ。 時間をかければ、コメディーでは蕭芳芳の後継者になれるチャンスがきっとある。 だが、まずは精神状態をよくすることが先決だ。 彼女の情緒が乱れてしまったときは、私はどうしてやることもできず、 ただじっと回復するのを待つしかない。
劉青雲(ラウ・チンワン)は熱意があり人柄も良い
彼は非常に使いよく、役に立つ、実力があるが華やかさはない俳優だ。 チョウ・ユンファの後では、近年ナンバーワンの優れた俳優である。 演技がうまいだけでなく、人柄も非の打ちどころがない。 映画に対し誠実で熱心で、演技に集中するだけでなく、 現場で相手役や監督の要求にも合わせられる。 自分のことだけ考えないのだ。 これは多くの俳優の及ばないところだ。
黄秋生(アンソニー・ウォン)は自信が強く自分中心
アンソニーは爆発力を持った俳優で、演技も強烈だ。 役柄によっては、チンワンより良い。 独創性のある俳優なので、平凡な役でも生き生きしたものにしてしまう。 だが、現場での様子はチンワンとは反対。 彼の演技はどちらかというと利己的で、他の俳優のことはほとんど考えないから、 監督から見れば、チンワンの方がいつでも上だ。
梅艶芳(アニタ・ムイ)は天性の芸能人
彼女の早世は芸能界最大の損失だった。 近年では唯一、歌も演技も共に出色の芸能人だった。 アニタは天性の芸人で、演技のときは役になりきっていた。 ただ1つ、欠点は、撮影が早い時間のときは、いつも寝坊して遅刻したことだ。 以前、早朝の撮影だと伝えるときは、彼女によくよく言ったものだが、 それでも遅れてきた。 だが、いったん仕事に集中すると周りを圧倒して、誰も何も言えなかった。
劉徳華(アンディ・ラウ)は勤勉でまじめで聴きわけがよい
アンディは非常にまじめな俳優だ。 一緒に仕事をする監督を信頼しているときは、 とてもよく言うことを聞いて任せている。 反対に信頼できない監督にあたったときは、たぶん自分の意見を言うのだろう。 「暗戦」の後、彼の演技は明らかに進歩した。 もし、アンディがあまりたくさんの仕事にかかりあうことがなければ、 きっと彼の演技は、もう一段レベルがアップすると思う。
任達華(サイモン・ヤム)は人づき合いがよくいい奴
彼は演技がトップレベルの俳優とは言えない。 以前はやり過ぎて、いささか大げさになったこともあったが、 最近は抑えることを知るようになった。 それにまじめで楽しんで働く俳優だ。 人柄はいいし、監督を信頼し、スター気取りの演技をしたことなど一度もない。 どんな役でも喜んでやるし、役の大きさや出演料にもこだわらない。 仕事があれば、喜んでやる俳優だから、一緒に仕事をするのはとても楽しい。
呉鎮宇(ン・ジャンユー)は映画界�癸�
彼は、アンソニーとチンワンに次いで、私が良い演技をすると思う3番目の俳優だ。 だが、撮影現場で不安定になることが多い。 たくさんアイデアを持ち、私はよく採用したが、 彼はいつも十分やれていないと感じている。 多分自信のないせいだろう。 だが、時々、素晴らしい演技を見せてくれるんだ。 ちょうど「鎗火(ザ・ミッション 非常の掟」での演技が 観客を驚喜させたようにね。
古天楽(ルイス・クー)は精神面にハードルが
私は、ルイスは良い俳優だと思っているし、仕事態度も良い。 持っている外的な条件から言えば、絶対にスタークラスの二枚目になれると思う。 だが、どうしてかわからないが、演技のとき、心理的に邪魔をするものがあるらしく、 演技に俳優の持つ潜在的な爆発力が欠け、十分力を発揮できていない。 彼がその障害になっているものを突き破る日が来れば、 彼の演技はもう一段高いレベルに上がれると思う。
林雪(ラム・シュー)は悲劇も喜劇もOK
演技できれば、彼はそれで嬉しい。 実は彼の演技の幅は大変広く、コメディーでも悲劇でも 同じように素晴らしい演技をする。 俳優の訓練は受けていないが、天分がすごくある。 もし、商業的なことをあまり考えなくていいなら、 映画によっては彼を主役にしてみたいとさえ思う。 ただ、時に自信を持ちすぎて小ざかしくなることがある。 こすくなってしまわないよう、時々、彼に注意しなくちゃならない。
金城武は親しむのに時間がかかり距離がある
私はよく、彼は現実世界に生きていないかのように感じることがある。 人に距離を感じさせる。 だから、どんな役でも合うというわけにはいかない。 彼とルイスはいくらか似たところがある。 人に対して臆病で、親しむのに時間がかかり、 演技も気持ちを高めていかなくちゃならない。 今までのところは、まだ演技の爆発力は足りないが、 しかし役を分析する力があり、 疑問があれば監督と話し合うし、自分の考えをしっかり持っている。 (りんご日報 2006.5.14)
BBS ネタバレDiary ★ 23:20
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