武ニュースDiary


* このサイトはリンクフリーです。ご連絡はいりません。(下さっても結構です。^_^)
* 引用は、引用であるとわかる書き方なら、必ずしも引用元(ココ)を表示しなくても構いません。
* 携帯からのアドレスは、http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=23473 です。
* 下の検索窓(目次ページにもあり)からキーワードでDiaryの全記事が検索できます。
* バナーは世己さんから頂きました。
* Se inter ni estus samideanoj, kontaktu al mi. Mi elkore atendas vin, antauxdankon!


目次|前の記事|新しい日記


2006年02月09日(木) 香港金像奨ノミネート発表

香港の金像奨のノミネートが昨日、発表になりました。
事前にあまり騒がれなかったけど、私はひそかに期待しておりました……
しかーし、5人のノミネート者の内にも入らなかったなんて。
納得行きませんが、監督が代わりに言ってくれてましたので、
そちらをしつこくご紹介して、涙は腹の内に収めたいと思います。
いずれも関連箇所のみ抜き書きです。
あ、「如果・愛」そのものは、11部門でノミネートです。

香港の新聞から。



ピーター・チャン「ジョウ・シュンは及第というだけ」

ピーター・チャンは喜んだが、その後、残念さをも語った。
「金城武のこの映画での演技は、全出演者の中でも最良のものだった。
私はジョウ・シュンにこう言ったことがある。
監督の私にしろ、主演女優の彼女にしろ、出来は及第というに過ぎない。
最も良かったのは金城武だと。
だから、彼がノミネートされなかったのは、私にとって非常に残念なことだ!」
(大公報 2006.2.9)


大陸でも記事が出ています。


昨日午後、第25回香港電影金像奨のノミネート名簿が正式に発表された。
今回の金像奨は激しい争奪戦といってよい。
ピーター・チャン監督の「如果・愛」は大人気で、
「七剣」と並んで11部門にノミネートされたが、
「七剣」が技術奨に偏っているのに比べ、
「如果・愛」のノミネート部門は明らかにもっと重みがある。
この他、「黒社会」と「頭文字D」という去年のヒット作品も
それぞれ10部門でノミネートされた。

「如果・愛」はノミネート可能なほとんどの部門でノミネートを獲得したが、
�牘督覘�(最優秀主演男優賞)に金城武の名は見当たらず、いささか残念である。
昨日、ピーター・チャンを取材した際、彼は率直に金城武のために不満を述べた。
(中略)
ピーター・チャンは、今回11部門にノミネートされたことに対しては非常に冷静だ。

「私は『君さえいれば』から『ラヴソング』、『スリー』に至るまで、
毎回、ノミネートされるとなったら、みな11部門だった。
だが、それがどうだというんだ?
『君さえいれば』はその年、アニタ・ユンが受賞しただけだったし、
『スリー』ときたら1つも取れなかった。
そして『ラヴソング』は9部門受賞だった。
だから、ノミネートじゃわからない、結果を予測するのは難しい。
私はもうすでに全力を尽くしたとしか言えない。
評価して賞を与えるのは他の人間のすることで、私の思い通りにはならない」

ジョウ・シュンが主演女優賞にノミネートされたことについては、
彼女のために非常に喜び、勝算は高いと考えている。
「内地の俳優が香港の金像奨で受賞する機会は少ない。
ジョウ・シュンにはチャン・ツーイ―に続いて第2の内地女優の
�牘胴´瓩砲覆辰討曚靴い隼廚Α�

ただし、金城武が�牘督覘瓩縫離潺諭璽箸気譴覆�ったことについては、
ピーター・チャンは大いに不満だ。
「実は、この映画における私とジョウ・シュンの出来栄えは、
どちらも合格と言えるレベルに過ぎない。
ところが金城武は、我々に非常な驚きと喜びを与えてくれた。
だから、我々が彼を除くその他の11の個人賞とスタッフ賞で
ノミネートされたのは、いささか恥ずかしいくらいだ。
金城武が落ちたのは、最大の無念だよ」

彼は昨日、第一報に接するや、
すぐに金城武に電話をかけたが、通じなかった。
「ノミネートされなかったのに、
なぜそのことをわざわざ知らせなくちゃならないんですか」とたずねると、
チャンはそうは思わないとこう語った。

「授賞はすっきり説明出来ることじゃないし、
選出委員の好みというのもわかりにくい。
しかし、金城武が優れていることは、
我々撮影に携わった者全員が口をそろえて賞賛している。
私は必ず彼と電話で話して、関係ない、
君はぼくらの心中では最高なんだと伝えてやりたい」
(新聞晨報 2006.2.9)


ピーター・チャン
「むしろ金城武1人がノミネートされた方がよかった。
一番ほしいのは最優秀編集賞」


「如果・愛」は「七剣」と共にそれぞれ11の最多部門でノミネートされたが、
ピーター・チャンに電話でお祝いを述べると、
彼はそのことで興奮する様子は少しもなかった。
「実際に受賞したら感想を言うよ……実は、私はこの11部門を、
金城武の最優秀主演男優賞にむしろ取り替えたい。
彼がノミネートされなかったのは、私にとって一番残念なことだ」

一番ほしいのは「最優秀編集賞」

11部門のノミネートに特別な縁があるようだ。
ピーター・チャンは、「ラヴソング」「君さえいれば」「スリー」が、
いずれも11部門でノミネートされたのを覚えている。
「だが結果は全然違う。
『ラヴソング』は9つの賞を取った。
『君さえいれば』は主演女優賞だけだったし、『スリー』は1つも取っていない。
だから、もし今回,11部門でどれ1つ取れなくても、私は気にしないよ。
それに、映画の撮影でも興行成績のことでも、すでに死ぬほど疲れているのに、
また賞獲得で自分にプレッシャーをかける必要なんかないよ」

11部門の内で、ピーター・チャンが一番希望しているのは、なんと編集賞だ。
「最優秀編集奨は、普通アクション映画に与えられる。
実は文芸映画のほうが編集は難しいんだ。
ゆっくりした動作のシーンであるほど、難しくなる。
『ラヴソング』は11部門にノミネートされたのに、編集賞だけはされなかった。
今回「如果・愛」が編集賞にノミネートされたからには、
もちろん、この賞をもらえることを1番望んでいるさ」

1番望むのは金城武の受賞

だが、この11部門ノミネートそっちのけで、
ピーター・チャンが1番見たいのは金城武が認められることなのだ。

「彼がノミネートされなかったのが、私は一番残念だ。
『如果・愛』撮影中、私はジョウ・シュンにいつも言っていた。
私は監督として、彼女は主演女優として、いずれも及第点をとっただけだ。
だが金城武はこの映画で1番いいと」

むしろ彼1人がノミネートされた方が良かったと、ピーター・チャンは言う。
「本当に『如果・愛』が好きで、この映画を理解した人が
1番評価するのは、決まって金城武なんだ」

また、ジョウ・シュンが、
香港映画評論学会で最優秀女優賞を獲得したのに続いて、
金像奨でも最優秀主演女優賞にノミネートされたことについては、
「ジョウ・シュンももちろん素晴らしい演技だ。
彼女の演技は割に人にほめられやすいから、審査委員はわかりやすいんだ。
たとえ『如果・愛』を完全に理解できなくてもね」(後略)
(東方早報 2006.2.9)


11もノミネートされたのに、要の男優賞が入らなかったとあっては、
監督としても、非常に満足していただけに一言言わねばとなるでしょう。
また、とにかくジョウ・シュンはノミネートされたのだから、
相当なことを言ってもOKという部分はあるだろうし。
しかし、本心だとは思います。
私は初め、心の中で泣いておりましたが、監督のこれらの言葉で、
真価を知る人にここまで言われるんだったら、いいかなと思い始めました。
武は多分、賞より監督の言葉のほうがうれしいのじゃないかと思います。
(秋は今度こそ、金馬奨だし!)



BBS  ネタバレDiary ★ 23:50


前の記事|あさかぜ |MAIL

My追加