武ニュースDiary

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| 2005年09月07日(水) |
「Perhaps Love」について監督インタビュー� �Sohu)●ベネチア行きのスケジュール●監督インタビュー残り |
8月26日付なので、もう旧聞に属しますが、 捜狐Comで、ピーター・チャン監督を招き、 「Perhaps Love 如果・愛」について色々聞いたときの記録です。 昨日のサントラ・イベントのときの監督の金城武に関する発言も、 似た内容が、ここにかなり詳しく述べられています。
全体はかなり長く、広い範囲の話題ですが、 そこから、2ヶ所、武も名が出てくる部分をピックアップしました。 それでも長いので、3回?くらいに分けます。 最初は比較的短い、1つめの部分。
ピーター・チャン、スター・オンラインのゲストに ミュージカル映画「如果・愛」を宣伝する。
(前略)司会者・陳漢澤 今回、香港のジャッキー・チュン、日本で人気の金城武、 それに大陸のジョウ・シュンと 韓国で有名なチ・ジニを起用したのは、なぜですか? もっと大陸的、あるいは香港的なキャスティングは考えなかったのですか?
ピーター・チャン まず第一に、内地(中国大陸)には、 歌の上手い男優が非常に少ないのです。 この映画の内地の監督役に合うような俳優なら見つけられるでしょうが、 歌も歌えて、集客力もある俳優となると、もっと少なくなります。
私が映画を撮るときに、ずっと願ってきたのは、 自分の好きな題材で、常に自分と大衆の好みのバランスをとることです。 だから、私の映画は、典型的な商業映画でもなく、アート映画でもない。 そこには、ゆるがないバランスがあるのです。
そのバランスのため、私は第1作から、喜んでスターを起用し、 スターを通じて、観客を動かしたいと望んだのです。 もし、観客の思惑など気にしないなら、「ラヴソング」を撮ったとき、 正直、レオン・ライもマギー・チャンも使わなかったでしょう。 内地の新人を2人連れてきても良かったのです。
今回は、まず第一に、歌えて演技のできる男優が必要でした。 そうでなければ、全然必要なし。 その俳優が、できるだけ内地の監督らしくあってくれればよかったのです。
実は、香港の俳優に内地の監督を演じさせると、 あまり、それらしさが出ません。 内地の監督には一種の覇気があって、これが香港の監督とは違うのです。 この覇気は香港人にはなかなか見られない。
その後、ジャッキー・チュンに、内地の第1、第2世代の監督、 例えば蔡楚生たちのような感じがあるのを発見しました。 彼には大分学者っぽいところがあると思っています。
それから金城武は本当にかっこいい。 彼の目を見ると、かわいそうで、よしよしとしたくなる気持ちにさせられ、 そんなに愛に深く傷ついているのかと思ってしまう。 この役は、彼に演じさせたら一番ぴったりです。(中略)
●ベネチア行きのスケジュール 16:45
新民晩報によると、Perhaps Love組は、
8月8日午後 ベネチア着 9日 マスコミ試写 リド島で大陸、香港、台湾の記者の取材を受ける 10日午後9時 中国映画としてはベネチア映画祭初の閉幕作品として上映
とあります。 出席は監督のほか、ジョウ・シュン、金城武、チ・ジニ、ピーター・パウらと。 もうすぐですね。
●監督インタビュー抜粋残り 22:40
明日からはベネチアで、ニュースも出てくるでしょうし、 捜狐の監督インタビュー、3回に分けると書きましたが、 残り全部アップしてしまいます。 (気合、十分? でも、明日はちょっと忙しいのだ) 長いけれど、抜粋した2つ目の部分です。
(以下)
司会者 北米での大規模な、1000館以上の映画館での 同時公開は考えていますか?
チャン 私たちがなぜ北米地域での宣伝を中止したかというと、 価格の問題なんかじゃなく、大手数社の映画会社が、 この映画に非常に興味を示したからです。 もし、北米で売ろうとするなら、 大手映画会社のどれか1社との共同を考えるべきで、 彼らの通常のやり方は、英語圏とヨーロッパの一部の権利も まとめて買い付けるというものです。
私が当初考えていた最大のマーケットは内地でした。 ヨーロッパの観客が、あの中国語の歌をどう聴くと思います? 昨日は、歌は全部イタリア語に翻訳しなくちゃとも言われましたよ。 向こうの人は吹き替えの映画に慣れている。 中国では外国語映画を吹き替えにするのと同じにね。 だから、今、ブロードウェイで英語の歌詞を書かせています。 英語で「如果・愛」を歌うんです。
司会者 ジャッキー・チュンは問題なく歌えるでしょうし、 金城武も問題ない。では、ジョウ・シュンは?
チャン 答えるのは、かなり難しい。 まだ、初歩の段階のアイディアで、 まだ具体的に考えているわけではないんです。 私は映画を撮って、世界の津々浦々にまで広めようなんて、 考えてもいなかったんですから。 今はまだ、英語で歌ったら、どんな感じになるか、全く想像つきません。
司会者 今回、ベネチアには、ジャッキー・チュン、金城武、 ジョウ・シュンは、全員行くのですか?
チャン ジャッキーはおそらく行けないでしょう。 9月10日が香港ディズニーランドのオープンで、 それに出席しなくてはならないですから。
司会者 金城武とジョウ・シュンは?
チャン 金城武は行きます。
司会者 大勢のネット参加者が、あなたに、 金城武との仕事はどんな感じだったか、たずねています。
チャン 金城武も、私が思うには、やっぱり話すことをけっこう持っていますよ。 この映画には、ちょっと心配があったんです。 というのは、彼はアイドルスターですから(受ける感じが)。 かつて良い演技を見せた映画もいくつかあるけれど、 でも、私は彼が「俳優」として演じていると思ったことはありませんでした。
司会者 ウォン・カーウァイの映画や「不夜城」などでは、 実際かなり真価を見せたと思いますが。
チャン そう、かなりね。 ちょうど、「ラヴソング」で、みんな、 レオン・ライは李小軍じゃないと思ったけど、 映画が終わったら、レオン・ライこそ李小軍だとわかったようにね。 あれは、私がレオンと長いこと十分に話をした結果、 彼もしまいにはよろいを脱いで、内心を話してくれるようになったんです。
「如果・愛」では、ぼくらは非常にハンサムな役を必要とした。 そして、心がとても傷ついていなければならない。 ぼくは、彼が何を感じているか、理解できるようにしたい。 彼がどんな人間か、どうしても知らなきゃならない。
香港の俳優は、みんな俳優としての訓練を受けてきていません。 彼ら自身、本来の自分を生かした演技であることが必要で、 どんな役でも演じられる俳優はきわめて少ないのです。 それが、内地の俳優と違うところです。
ぼくは、金城武が話すのがあまり好きではないと聞き、 人とコミュニケーションをとるのをあまり好まないのではないかと、 心配しました。彼は内向的な方ですからね。 結果は、ぼくが運が良かったのか、あるいは、彼がこの年齢に達して 突然カラを脱いだのか、2人は初めから実によく話をしたんですよ。
私は、初め、彼は質問することに慣れていないんだなと思いました。 その後、話をする中で、いや、質問するのは好きなんだとわかったので、 できるだけ、それには答えるようにしました。
彼は、いつも自分がうまくできないと思っているんです。 うまくできないんじゃないかと心配している。 だから、いろいろなことをやろうとしない。 脚本をいろいろ選ぶのも、プロモーション活動を避けるのも、だからなんです。 みんな、うまくできないのが心配なんです。 彼には常にそういう危機感があって、 それが今回の役には特にふさわしかったわけですが。
のんびり彼とおしゃべりしているとき、ぼくは理解しました。 彼の抱えている問題は、自分がうまくできないということではなくて、 もっとうまくやりたいと、絶えず願っているということだったんです。 話の終わるころには、彼への深い信頼があり、 彼もまたこちらを信頼しているのに気づきました。
司会者 金城武の日本でのインタビューを読んだら、 「夢を見るときは何語で見るか」という質問に、 彼は絵で見るのだと答えていました。 そういうところに、あなたの言う彼の危機感を感じますか?
チャン 私には、彼がどういう育ち方をしたか、推断することはできないけれど、 彼の抱く危機感が、その内向的な性格を形成したと思っています。 しかし、そこが人を惹きつけるところでもあるのです。
この映画での彼の役は、日々夢見ていて、とても傷つきやすい人物でもある。 実を言うと、この役は人に理解されにくい役で、 脚本がよく書けていないと、観客には理解できない。
私は、ある2、3ページの箇所が、どうしてもうまく書けなくて、 撮影を一番最後に回していたのです。 その撮影の前の晩、彼に脚本を――彼は早めに脚本を手に取ることをしませんから ――渡しました。 一夜明けて、彼がこう言いました。 この2ページを、3文字で言い換えてはいけないだろうかと。
後でそのやり方にしてみると、とても良い効果を得られたんです。 それで、俳優のほうが、私よりその役を理解していたんだなあと思いました。 多分、私がつかんでいたのはある一部で、自分自身でさえ、 正確に把握したら、あんなに素晴らしいのだということを知らなかったのです。 彼は役をもうつかんでいて、セリフを考え出した。 脚本の私より、ずっとはっきりとわかって。
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